「温故知新」とはよくいったものです。
投稿日時:
2020-07-31 08:12
こちら。
図書館での一風景。
昨日、とある家づくりのため、調べものがあって、
図書館に行ってきたんです。
図書館でなくて、ネットで十分でしょう?
なんて思うかもしれませんね。
またらしい情報は、ネットで十分得られると思うのですが。。
実に古い情報って、なかなか探しにくかったりするんですよね。
実際、探していたのは、私が大学時代によく見ていた
超マニアックな写真+図面集です。
普通じゃみつからないので、
名古屋でもたくさん所蔵している図書館へ行ったんです。
探してみたら。。
なんと、ありました!
戦利品はこちらなんですよ。
「数寄屋建築集成」のうち、三冊だけ。
おそらくですけど、よほどのマニアでないと、
この書籍の存在も知らないし、見る必要がないかもしれませんね(笑)
内容はさておき。
大学時代には、ただの研究対象の一つとして、
趣味として、見ていたものなんですが、今回は違います。
実際に、家づくりの中に取り入れていくという視点で
見ることになります。
しかも。
当たり前なのですが、今は、経験をさせてもらってきていたので、
その読み取る内容の精度が違ったりするんですよね。
それがまた面白い!
あの家づくりでは、こんなことしたけど、
実は、これがベースになってるなとか、
ここをこうすれば、違った見え方がするよなとか。
歴史に残るものって、それ相応の価値があります。
それをそのまま採用するということでもなく、
その型を取り入れながら、自分なりのアレンジも交えて、
新しい何かをつくっていく。
楽しいですね。
勉強って、なんだか難しそうなんですが、
こういった勉強って、すんごい楽しいです。
全ては、素晴らしい家づくりのために。