プロに任せておけばダイジョブ??

ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

昨日、とある家づくりの打ち合わせへ。

こちら。

実施設計も最終章なんですよね。

実施設計で変更にした内容を、一通り確認して、

うまくおさまっていないところがあったので、

どういった方針で進めるかをお話して、決定。

ついには。

申請に関係する内容について、一通り確認しました。

ちなみに実施設計って??

と思われた方もいると思いますので、少し補足。

皆さんがよく見かける、間取り図。

壁が二重線で書かれていたり、黒塗りされていたり。

こんな部屋の構成で、広さはこんなくらい。

そんな内容をつかむには、とてもいい図面です。

でも、その図面では、壁の中がどうなってるのかとか、

カウンターの位置や幅、高さ、キッチンの配置なんかについて

情報が全くありません。

それも決めれるんですよ!

そういった細かなことを決めつつ、工事に向けた図面を

書いていくのが、詳細設計=実施設計といいます。

実施設計のない工務店もあったりしますので、

ご注意ください。

それって。何も決まっていないのと同じなので。

話を戻して。

こちらの家は、昨日で実施設計がほぼ完了。

次回、工事の契約になるんですよね。

チラッと見えているのは、工事の工程。

いつからスタートして、どう進んでいくのかを工務店に

説明していただきました。

来月から、いよいよ着工なので、楽しみですね。

これ。

私のパソコン画面です。

何が見えてるのかというと。。。

内部のパースなんですよ。

とある案件のものなんですが、木の質感がいい感じ。

イメージ通りで、面白い仕掛けになりそうですよ。

こういったパースって、簡単にできそうですが、

実は結構難しかったりします。

というのも。

パースを作成してくれるプロに、どんな内容で、

どのアングルで、どう見せたいのかを伝えないといけませんから。

プロだからお任せで。

なんて、とんでもないことになりますから。

このパース一枚でも、5、6回は、やり取りして、

やっとここまで仕上がってきた感じ。

最終、もう少し修正したら、仕上がりです。

建築家もそうなんですが、

設計のプロだから、お任せでなんて、すごいことになりますよ。

自分が、この家づくりで、何をしたいのか。

その意思決定を、建築家にゆだねてしまうことになります。

自分たちが暮らす家ですから。

しっかり考えて、納得のカタチにしてほしいなと思います。