防音ルームのある家。増えてます!

ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

ここ最近、防音室を必要とするお客様が増えてきてます。

数年前に閑静な住宅街に、音楽スタジオのある家をつくる

ということで、関わらせていただいて以来でしょうか。

三密を避けるということで、教室になかなかいけず、

リモートでのレッスンになっているということも聞いてます。

そうなると、より音がきれいに聞こえる環境が

必要になるのかもしれませんね。

今後、増えていきそうな予感がします。

そうそう。

少し前には、部屋の中に、防音ユニットを入れて

その中にグランドピアノを置くという計画。

設計は、順調に進んで、工事に着手したところですね。

昨日は、別件ですね。

お子様が、ピアノを相当しっかりとやられていて、

新築すると同時にグランドピアノを購入し、

防音ルームに入れるという計画内容だったんです。

前回採用した防音ユニットでは、大きさがおさまらず。

部屋として製作することが必要になります。

音楽スタジオの経験があるので、大丈夫と言いたいところですが、

逆に、音楽スタジオは、やりすぎなんですよね。。

下手すると、70-80cBの減衰が必要になったりするレベルなので、

相当頑丈な感じなんです。

でも。

ピアノの練習ということであれば、そこまでは必要なくて、

40dB減衰すればいいんですよね。

(30-35でもよいかもしれません)

その辺のさじ加減がわからず、その筋のプロに相談しました。

やはり、プロですね。

その辺は、しっかりノウハウがあって、わかっています。

建築サイドとして、何をどこまで、どうやる必要があるのかを

しっかりと打ち合わせして確認してきました。

打ち合わせ後に、ちょっとした模型を見たのですが。。。

実は、この二枚に、とても大事なポイントが隠れています。

これを見て、なるほどと思った次第です。

秘密が知りたい方が、メールでお聞きくださいね。

考えてみれば。

音楽スタジオやピアノ室に限りませんよね。

自宅で、講師をしなくてはいけない方であれば、

ある程度大きな声を出すことになるので、

ご近所のことも考えて、ちょっとした防音が必要になるかもしれません。

そんな時に、壁にグラスウールを入れて、

遮音シート張っておけば大丈夫なんて。。。

アドバイスでしたら、気を付けた方がよいですよ。

せっかく対策したのに、思ったほど効果が出ないと思いますので。

やはり、しっかりとした知識や経験のある方に

アドバイスをもらいながら進めることをオススメします。