擁壁も考え方次第です。
昨日は、とある家づくりの現場からスタート。
こちらの現場。
昨日、建築確認の完了検査だったんです。
完全に仕上がっているので、しっかり確認していただけました。
もちろんなんですが、指摘事項もなく、スムーズに完了でした。
あまりあっさりだったので、検査員も時間があったようで、
検査後、最近の建築業界についてや、その他もろもろについて
情報交換をすることができました。
検査員って、いろんな設計の案件を、一日に何件も検査します。
ある意味、今の時代を感じることができますよね。
いろいろ検査に行くと、新しいモノがあったり、
新しい素材があったりして、仕事(検査)以外でも
とても楽しませてもらっているとのことでした。
きっと。
私の同じく、建築が大好きなんでしょうね。
最後におっしゃっていて印象的だったのは、
「楽しくなかったら、続かないもんね」
確かに、その通りですよね。
とても共感できました。
検査はシビアにしていただきましたが、
こういった人としてコミュニケーションをとってみると、
いろんな発見があるなって思いました。
午後は、建て替えを検討されている奥様と初面談へ。
あらかじめ連絡いただいていて、超概要はうかがっていたのですが、
やはり、現状を拝見しないとわかりにくいということで、
うかがってきました。
ご自宅を見ながら、お話聞いたら、状況が理解できてきました。
一番のポイントは、道路と高低差があることです。
建て替えするためには、段差の解消が必要になります。
普通に考えれば、擁壁ですよね。
某HMに聞いてみたところ、
①擁壁ができるのかどうかわからない
②金額が500-1000万円かかるかもしれない
とのこと。
これでは、建て替えを検討できませんよね。
出来たとして、擁壁で500万も金額に幅があると
資金計画が立てれません。
ちなみに。
①はできないことはありませんよ。
②の金額は、私の経験上だけで返答して、
後で予算オーバーになるといけませんので、
仮で想定して、見積をしてもらうのが一番です。
それと。宅地造成規制区域内なので、
役所との事前協議も大事なポイント。
少しお時間をいただいて、もろもろについて
調査、協議、見積して、次回お会いすることにしました。
夕方には、土地探しのお客様のため、
候補になりそうな土地を視察してきました。
この擁壁。。。
すごいですよね。
普通に、これだけみたら、ドキドキするのですが。。。
冷静に見てみたら、この擁壁。
特に支障がないかしれないという認識へ。
全く知識や経験ないと、ピンときませんが。
気が付いてよかったです。
今まで眼中になかったのですが、後は、
周辺の空気感やその他の諸条件が
お客様に合致するかも大事なポイント。
その辺は、しっかり検討していただこうと思います。
いい出会いになるといいなと思います。
毎日、いろいろありますね。