ガルバニウム鋼板の外壁で気を付けること

ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

青空に黒い外壁が映えますね。

こちら。

まもなく竣工する、とある家づくりの現場の写真です。

外観は、初めての公開になりそうですね。

といっても、全体像ではないですが(笑)

凹凸のあるカタチの集合なので、表情がありますよね。

でも。

見た目をかっこよくするためだけで、こういったデザインを

しているわけでもありません。

どちらかというと、内部の機能的な側面から、

間取りが決まって、それを立ち上げてみたら、

こういったカタチに行き着いたという流れになります。

ただ。

もちろんなんですが、細かなところには

気を付けていますよ。

だから、この見え方になるんですから。

間取りをそのまま立ち上げれば、このデザインになる

ということでもありませんので、その辺はご注意くださいね。

そうそう。

話は少しそれますが。

この黒い外壁は、ガルバニウム鋼板なんです。

フラットで横ラインが入っているのですが、

ただ、平たい板金を持ってきて張ってるわけではありません。

実際、そういった張り方がありますし、多いかもしれません。

でも、そういった横張りのガルバが、波打ってるのって

見たことありませんか??

こんな感じ。

そりゃあ、0.4mmのガルバをフラットに使ったら、

太陽熱で、たわむのは自然現象ですから。

それをよしと思える人であればよいのですが、

説明なくて、このたわみだと、困ります。

一枚目の写真を、もう一度ご覧になってください。

たわんでます??

いやいや。ほとんどたわんでないですよね?

だって。

ほとんどたわまない、ガルバの外壁を使ってますから。

ガルバの外壁といっても、種類があるんです。

その辺は、建築家や工務店等と相談しながら、

納得して、決めてくださいね。

外壁だけじゃないですけどね。

せっかくの家づくりですので、

こだわることをオススメします。