タイルでなくレンガを外壁に採用!

ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

瓦屋根の上から、にらみをきかせてます。

といっても。

遊びで載せたわけではないですよ。

この置物。

「鍾馗(しょうき)」と呼ばれています。

魔除けになるということで、屋根の上に、こうして、

像を載せたりすることがあるそうです。

北東にあたる鬼門に向かって、にらみを利かせてくれてます。

こちら。

実は、お客様からの御提案で設置することにあったもの。

設計の段階からお話いただいておりました。

お客様の大事なこだわりの一つなんですよね。

もちろんですが、ただ載せてあるわけではなく、

下の瓦と接着もしてありますし、針金で下地から固定もしています。

しっりと鎮座して、この家、そしてご家族を守っていただきたいですから。

そうそう。

こちらの家づくりの現場は、ずいぶんと進んできました。

まもなく、大工さんの工事が完了して、仕上げの工程へ。

月末には、足場が外れて、外観があらわになる予定です。

楽しみですね。

こちらは、別の家づくりの現場です。

外構工事が進行しています。

昨日現場に行ったら、玄関前の階段が出来上がっていました。

このムラのあるタイル。

どうですか??

とっても、いい風合いになっていると思いませんか??

ちょっと押し売りっぽいですね(笑)

それと、目地をよくご覧ください。

長方形のタイルを使っているのですが、

目地を互い違いにしているんですよ。

正方形のタイルを規則正しく張るのではなく、

そのむらを生かすために、互い違いな張り方を採用しているんですよ。

意図しないと見逃してしまいそうなんですが、

そういったところも、しっかり実現させています。

こちらの家。

まもなく、外構も完成します。

仕上がり楽しみですね。

夕方に、名古屋モザイクのショールームへ。

目的は、写真の通り。

実は。。

外壁に、タイルでなく、レンガを張りたいというお客様が

いらっしゃるということで、それを探しに来ました。

レンガって、そのままを張る方ってあまりいないんですよね。

経年で、表情が変化していくからです。

それを、味と捉えるのか、劣化と捉えるのか。

それによって、採否が分かれます。

もし劣化と考えるのであれば、レンガを採用ではなくて、

レンガタイル(レンガ風の磁器質タイル)をがオススメ。

経年でも表情が変わらず、そのままで保てるので。

ただ。

今回のお客様は、変化を味と捉えれる方なんです。

私にとっては、とても刺激的ですね。

どんな雰囲気の外観に取り入れるのか。

どんな張り方でいくのか。

せっかくなので、ユニークな取り入れ方をしたいですから。

外壁の仕上げ一つとっても、楽しめるのって、ありがたいですね。

まだ、これから計画なんですけど、

今から勝手にイメージ広がります。