現場監督こだわりの断熱材は??

ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

ふと見かけた風景なんです。

おそらくですけど、小さな蔵なんでしょうね。

蔵っていうと、重厚感のある、ドシッとしてることが多いのですが、

控え目で、主張していない感じ。

その控え目な佇まいが、素敵だなと思って、写真撮影してみました。

こちら。

古民家を再利用した飲食店です。

昨日、こちらで昼食をいただきました。

外観は、ほぼ、当時のままなので、しっかとりした

落ち着いた雰囲気です。

中に入ってみると、小屋組なんかは、当初のまま。

煤で漆黒になった柱や梁が、とても渋くていいですね。

さすがに、お客様が触れるようなところは、

新建材も取り入れたりもしていました。

食事をメインで入ったつもりが、

ついつい建物に目が行ってしまうのは、建築マニアの宿命(笑)

ただ。

先ほどの蔵といい、こちらの古民家といい、

そういったモノに目が行くのには訳があります。

最近、古民家をイメージしたリノベーションをしていたり、

和風の家づくりをさせていただくケースがあったりするからです。

趣味として。

研究として。

そういったモノに触れるのもいいのですが、

実際に家づくりに取り入れる前提で、意識的に触れることで、

入ってくる情報量が相当違います。

実は、私は、大学時代に、近代和風建築の研究をしていたので、

和風に対する素地はあるのですが、

アカデミックな見方と実務での見方は、ポイントが全然違います。

アウトプットのためのインプットですかね。

昨日、一日で、ずいぶんとたくさんのことを吸収できました!

ほんと、建築って面白いんですよね(笑)

こちら。

現場監督の家づくりの一幕です。

柱の間に入れているのは、食べ物ではありませんよ(笑)

これ。

断熱材なんですよね。

実は、結構珍しい断熱材なんです。

監督のこだわりの一つ。

簡単にいうと。

木でできた断熱材なんです。

ほどよい弾力があるので、写真のように入れていくと

しっかりと隙間が埋まっていきます。

気密測定まではしていないので、数値がどうかはわかりませんが、

ボード系の断熱材に比べれば、性能がよさそうです。

そうそう。

こちらの家で採用した理由は、それだけではありません。

究極の快適さを目指して、採用してる一つなんです。

どんなところにこだわっているのか。

実は、今週末に、断熱材についての見学説明会をするそうです。

いろいろ知ってる現場監督が、わざわざ採用した素材ですから。

今後の家づくりの参考になること、間違いなし。

詳しく知りたい方は、直接メッセージください。

おつなぎいたします。