傾斜路

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傾斜路は、階段にとってかわることができますが、その傾斜勾配がよく問われます。
通常の勾配は1/8で、それ以上急こう配の傾斜スロープは人の利用で階段にとって
代わる場合建築基準法上認められていません。
一方、車の斜路の場合は1/6でも可能ですが、道路面と接するエリアではこのままだと
車の底を傷つけることになりますので1/10程度まで緩やかにすることをお奨めします。
なお、障害者や高齢者にとって車いすが適切な勾配は1/12といわれています。
外部でしたら雨で滑りやすいことから1/20程度を推奨されています。

一級建築士 南 俊治