長く暮らす家だからこそ。

ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

昨日、とある家づくりの現場で、引き渡しでした。

お会いしたから1年ほど。

じっくりと、しっかりと打ち合わせと工事を進めてきました。

途中、予算とのバランス調整で、少し変更もありましたが、

無事、竣工を迎えることができました。

とても厳しい狭小敷地ながら、それを感じさせない

不思議とゆとりのある空間になりました。

奥様が趣味で続けてらっしゃるピアノ。

住宅密集地の中で、周囲にご迷惑かけないよう、

防音ルームを採用しています。

スペースの確保はもちろんですが、防音用資材の搬入や

グランドピアノの搬入ルートをしっかりと検討した上で、

それでも使い勝手もしっかりと考えた計画にできました。

家づくりが二回目のお客様。

現在お住まいが、隣地境界線に接近しすぎていて、

メンテナンスが難航していた経験を生かして、

今回は、長期のメンテナンス性を重視。

狭小敷地なのですが、家の外周部には、

自分の敷地の中で、足場が組めて、塗装等の

メンテナンスができるようにしました。

当たり前のように聞こえますが。。

狭小敷地に建つ分譲住宅の場合、経済性が優先されて、

こういった長期のことまでは考えられていないケースもあります。

小さな敷地で、最大確保したいですからね。

家って、長きにわたって暮らすからこそ、

そういったことも視野に入れていきましょう。

午後、こちらで、とある家づくりの打ち合わせでした。

どこかって?

スタバですよ。

ゆったりしていて、珈琲の香りが充満してる、

とても快適な空間でした。

なんだか、居心地いいですよね。

ただし。

ゆったりと置かれたソファで打ち合わせしましたが、

図面を見て、説明するには、不便だなと感じました。

といいつつ。

こういった心地よい空間で打ち合わせをすると、

前向きなお話ができるような気がしていいですよ。

夕方からは、とあるお客様とショールームへ。

コロナの影響で、案内する人数の制限があって、

土日がなかなか予約できない。。

ということで、この平日に時間をつくっていただいて、

ご一緒してきました。

ちなみに。。

ほぼ、貸し切りでしたよ。

事前に、デジタルカタログ等を御覧いただいてきたので、

スムーズにセレクトしていただけたと思います。

でも。

やはり、実物とデジタルカタログでは、全然イメージ違ったそうです。

実物を見て決めるのって、ほんと大事ですね。