薪ストーブのこと

ユーザー TAM建築設計室 新井敏洋 の写真

薪ストーブはMさんのご希望のようです。早速鋼板製の製品を購入したいが如何かと問合せがありました。

鋼板製は金額は安いが薄い鉄板で出来ているため危険であることをお伝えしました。

薪ストーブをつけるなら、建物の仕様をそのまま使えるように内装制限の緩和を受けたいこと、本体は10倍、薪ストーブ初心者のMさんには操作、メンテなど相談できるストーブ屋さんに施工してもらうこと、安全性は重要なので2重煙突にしたいこと、締めて最低70万ほどかかることを お伝えしました。

数種類の検討の結果ネクター社のもので決定。

取扱い商社に同品と同じ操作タイプのものがあり見ておくことをお勧めしました。

取扱い商社の代理店が現場近くにあったので、早速HPを見て、お話をお聞きし図面等を送り見積。

設計見積は75万(税込)でしたが、なんと120万(税抜)。

支持金物が高額、不要アクセサリー入れ。低額な小さな山小屋という説明はどこかにいってしまったようです。ハウスメーカーはいつもアクセサリーは入れておいてと言ってくるのでとの回答。

どうやら趣味の世界の御用達ストーブ店に依頼してしまったようです。

気分を取り取直しWEB検索、SNSでネクター社の該当品が入荷しましたとのページを見つけ、早速連絡。社歴30年、国産メーカー煙突使用(HPがなくカタログ取寄せ)とお聞きしての期待のとおり、炉台施工含めて70万(税込)。

 今回は、積雪と重い2重煙突の耐震を考えチムニー式屋根抜き煙突。

炉壁は内装緩和を利用したセメント板、炉台はレンガを支給としました。

地場産の素敵な石があるのですが、レンガの数倍となってしまいます。

レンガならご近所に国産、輸入レンガ小売店があり、好きなイメージの色の組み合わせや古レンガなどの素材感により安価で楽しめると思いました。

 

Mさんから早速、ご挨拶とストーブを見に行ったと報告がありました。