K型フレーム工法
投稿日時:
2021-04-10 12:18
K型フレーム工法は軽量鉄骨造ですが、以下の特色があります。
・重量鉄骨と比べ重さが半分であり、強度は木造の約2倍であるため耐震性に優れている。
・構造体は全て不燃性で、建築基準である準耐火1時間耐火構造に対応している。
・Kフレームの溶融亜鉛メッキ鋼材は経年変化による割れがなくシロアリの心配も不要。
実験データでは100年の耐久性。
・一般の鉄骨造では大空間を作るには有効であるが柱型・梁型が出るが、Kフレーム工法では
スッキリとした大空間を演出できる。スパン5.4mまで対応。梁二重使用で最大9mまで対応
・4階建まで可能。
・深堀基礎の必要がなく従来の鉄骨造より基礎が小さくなるた残土の軽減→コスト削減
・軟弱地盤にもベタ基礎で対応可能なため→コスト削減
・建方日数の短縮→コスト削減
こう見るといいところだらけのように写りますが、
構造設計は特殊で、できる業者が絞られるデメリットはあります。
事前にご相談ください
一級建築士 南 俊治