木目を生かしたインテリアのモダンな家!

ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

青空に白いモダンな外観が映えますね。

2階バルコニーから屋上へと延びている

鉄骨の階段が印象的です。

ハコ型のモダンなデザイン。

シンプルですが、流行に左右されないので、

10年後に見ても、古めかしい感じはないでしょうね。

外壁は、ジョリパットという塗り壁。

左官屋さんに、しっかり押さえてもらっているので、

マットでフラットな仕上がりになってます。

インテリアはどうかというと、こんな感じです。

外観のモダンな印象とは少し違っていて、

天井にレッドシダー、床にアカシアの無垢材を使って、

木目の印象が強くなってます。

その樹種ゆえに、木目自体に表情があるので、

少々荒々しい印象ですが、それがまたいいですよね。

その中に、宙に浮いたようなデザインの

ブラックのキッチンがアクセントになってます。

ちなみに。

このキッチンは、パナソニックのラクシーナというシリーズ。

とてもかっこいいんですけど、パナソニックでは、

中位グレードで、さほど高くなかったりします。

高いからかっこいい。

というわけでもなくて、しっかりセレクトすれば、

かっこよく見せることもできるんです。

そういえば。

リビングダイニングを、勾配天井にしています。

高いところで、4mほどになることと、

特注のサッシを使って、南に向かって大きな窓を

設けていますので、開放感がありますね。

レッドシダーの流れ方向を、勾配方向にしたので、

視線が高い方へと流れていくため、より高く見えてます。

ただ。

左側(北側)の天井高さは、1.9mほど。

えぇ?と思われたかもしれえませんね。

この家の敷地は、とても厳しい法規制のエリアなので、

建物の北側に高さに制限があって、この高さが最大なんです。

天井低いところは、収納にしてしまうことも考えたのですが、

思い切って、LDKの一部にしました。

理由は。

その低さがあるからこそ、高い部分が、より高く見えるから。

漠然と全体が高いより、強弱があった方が際立ちます。

実際、立って生活することって、あまりないので、

この天井高さは大正解でした。

開放的な空間の中で、ゆったりと暮らす。

っていいですね。

他にはない、たった一つの家づくりを通して、

豊かな未来の実現をサポートしています。