地盤調査立会い、伐採樹木の打合せ

ユーザー TAM建築設計室 新井敏洋 の写真

地盤調査立会いと伐採樹木の打合せです。
建主のMさんには下草刈と伐採希望木と伐採木置場のマーキングをお願いしておきました。住まいづくりを楽しむこと低予算のため出来ることはDIYでお願いしております。

地盤調査では、支持地盤である腐葉土下の地盤がどのくらいの深さにあるか、どの程度の地耐力がでるかが立ち会えばすぐに確認できます。

おおよそ地盤面下1mに支持力30KNの地層が確認出来ました。

軽量な建物なので布基礎とし基礎下の砂利地業で不同沈下を起こさないようにします。

サンプルより支持地盤は赤土のようです。地表は黒土なので 現場監理では根切で1m程度の掘削による赤土の確認となります。
地盤改良は地盤面下75cmとしていたので、工事費増は少なくて済みそうです。

今回、地盤調査で建物位置出しと各部のレベル測量が出来るので、決めておいた伐採木以外に施工上邪魔になる木はないか確認、マーキングし、根切土量が少なくなるように整地レベルを決める打合せを行います。樹木伐採は水道屋さんですが、探すときに樹木の伐採も可能かも確認し見積の上依頼しております。

小規模工事を安価にするためには、職種を少なく計画すること、依頼先の職人で出来るなら仕事をまとめるのが良いかと思います。

水道屋さんは土工事があるので、相談に乗ってくれます。

上水引込も依頼しているので、重機などそのまま利用でき運搬回数が少なくなります。

地方の現場なのでメールや電話ではやり取りしていましたが、今回が初顔合わせとなります。
帰りがけに、建築見積をお願いしている工務店さんにご挨拶と思い連絡したのですが、あいにくと留守でした。

現場では出来るだけのことをと常に心がけております。

直営工事の工事依頼はとても厄介なものです。

ここには知り合いがないので、会社情報で規模や職能で設計見積に近いものが出てきそうなところを探し連絡します。

依頼の決め手は、相談中の対応と設計見積に近く違った金額には妥当性があればと考えておりますが建主代理のため依頼判断にはとても悩みます。