窓や内部のドアを決めていく!
昨日、とある家づくりの打合せからスタートでした。
お客様の家の庭先には、いろんな植栽が植えられているのですが、
この季節ゆえに、とても目に優しいグリーンと、きれいな色合いの
花が、たくさん咲いていて、朝イチから癒されました。
私自身は、こういった植栽を育てたりという趣味はないのですが、
自然のきれいさに触れると、そういうのもいいなって思います。
新しい家を建てたら、ちょっとでもいいので、
そういったスペースを設けてみいてはいかがでしょうか。
庭先で季節を感じる。いいですね。
それはさておき(笑)
昨日の打合せは大きく二つの話題がありました。
一つは。
外部に面した窓のことですね。
前回、こんな風にしたい!といろいろ考えてくださった内容を
今回、取りまとめてきました。
使い勝手はもちろんですが、外観の見た目のバランスも
気にされていたので、外観パースと合わせてご提示して
確認していただきました。
こちらの家で、主に採用する窓は、こちらの窓。
YKKAPというメーカーで「ツーアクション窓」と呼ばれています。
ハンドルの回転させ方で、二つの開き方をする窓なんです。
日本では、二枚の窓で横にスライドさせる、引違い窓が主流なので、
もしかしたら、初めてご覧いただく方もいらっしゃるかも。
この窓の特徴は。
「内倒し」時は、窓が手前に傾いて開くため、大きく開けることなく、
効率的に自然換気ができ、しかも、侵入防止という意味で防犯にもいい。
「内開き」時は、障子が室内側に開くので、窓の外側を簡単に
掃除することができます。
いずれも、室内側に開くため、室外に身を乗り出すことなく操作でき
清掃時や子供のいる家庭でも安全ですよね。
それと、引違いの窓に比べると気密も確保しやすかったりします。
ただし。
使い慣れない窓ですし、内側に家具を配置する際は注意が必要です。
大きく開けて、換気したい方には、引違い窓がオススメかもしれませんね。
ちょっとレトロな感じの色ガラスを使った障子。
こちらは、アンティークモノで、
大正ロマンな洋館に取り付けてあったそうです。
詳しくはこちら。
www.rafuju.jp
実は、こちらの家では、内部の建具に、こういった雰囲気を
採用する方針なんです。
素敵じゃないですか?
といっても、お好みは、人それぞれですので、
万人にいいということでもないのですが。
こういった雰囲気の建具がフィットする和室って、
どんな感じだと思いますか??
想像するだけでも、何だか刺激的です。
実際のところ、今まで、そういった大正ロマンを
感じさせるような家づくりに関わってこなかったので、
とっても新鮮だからです。
ただ。
大学時代に、この時期の和風建築を研究してきて、
その時代の建物をたくさん見てきているせいか、
感性の素地は持っているので、無理せず、
受け容れて、楽しめるようになっています。
どんな家づくりになっていくのか。
毎回楽しくお話しながら、進めています。
次回からは、ショールーム。
非常事態宣言が出たりして、ドキドキしてますが、
何とかいけるといいなと思います!