窓や内部のドアを決めていく!
昨日、とある家づくりの打合せからスタートでした。
お客様の家の庭先には、いろんな植栽が植えられているのですが、
この季節ゆえに、とても目に優しいグリーンと、きれいな色合いの
花が、たくさん咲いていて、朝イチから癒されました。
私自身は、こういった植栽を育てたりという趣味はないのですが、
自然のきれいさに触れると、そういうのもいいなって思います。
新しい家を建てたら、ちょっとでもいいので、
そういったスペースを設けてみいてはいかがでしょうか。
庭先で季節を感じる。いいですね。
それはさておき(笑)
昨日の打合せは大きく二つの話題がありました。
一つは。
外部に面した窓のことですね。
前回、こんな風にしたい!といろいろ考えてくださった内容を
今回、取りまとめてきました。
使い勝手はもちろんですが、外観の見た目のバランスも
気にされていたので、外観パースと合わせてご提示して
確認していただきました。
![](https://kentikusi.jp/dr/sites/default/files/styles/w700/public/20170524002206c08.jpg?itok=5-e6GeyQ)
こちらの家で、主に採用する窓は、こちらの窓。
YKKAPというメーカーで「ツーアクション窓」と呼ばれています。
ハンドルの回転させ方で、二つの開き方をする窓なんです。
日本では、二枚の窓で横にスライドさせる、引違い窓が主流なので、
もしかしたら、初めてご覧いただく方もいらっしゃるかも。
この窓の特徴は。
「内倒し」時は、窓が手前に傾いて開くため、大きく開けることなく、
効率的に自然換気ができ、しかも、侵入防止という意味で防犯にもいい。
「内開き」時は、障子が室内側に開くので、窓の外側を簡単に
掃除することができます。
いずれも、室内側に開くため、室外に身を乗り出すことなく操作でき
清掃時や子供のいる家庭でも安全ですよね。
それと、引違いの窓に比べると気密も確保しやすかったりします。
ただし。
使い慣れない窓ですし、内側に家具を配置する際は注意が必要です。
大きく開けて、換気したい方には、引違い窓がオススメかもしれませんね。
![](https://kentikusi.jp/dr/sites/default/files/styles/w700/public/99905cf7b47b7988ead0b392f35c9090.png?itok=TPC2XIHT)
ちょっとレトロな感じの色ガラスを使った障子。
こちらは、アンティークモノで、
大正ロマンな洋館に取り付けてあったそうです。
詳しくはこちら。
www.rafuju.jp
実は、こちらの家では、内部の建具に、こういった雰囲気を
採用する方針なんです。
素敵じゃないですか?
といっても、お好みは、人それぞれですので、
万人にいいということでもないのですが。
こういった雰囲気の建具がフィットする和室って、
どんな感じだと思いますか??
想像するだけでも、何だか刺激的です。
実際のところ、今まで、そういった大正ロマンを
感じさせるような家づくりに関わってこなかったので、
とっても新鮮だからです。
ただ。
大学時代に、この時期の和風建築を研究してきて、
その時代の建物をたくさん見てきているせいか、
感性の素地は持っているので、無理せず、
受け容れて、楽しめるようになっています。
どんな家づくりになっていくのか。
毎回楽しくお話しながら、進めています。
次回からは、ショールーム。
非常事態宣言が出たりして、ドキドキしてますが、
何とかいけるといいなと思います!