ワークスペース+トレーニングスペースを!

ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

所せましと、トレーニングマシンが配置してあります。

どこのトレーニングジムかと思いきや。。

こちらは、とある家の中につくった、トレーニングスペース。

筋トレが趣味というご主人こだわりのスペースなんですよね。

このトレーニングマシンで、ベンチプレスや腹筋、懸垂等、

いろんなトレーニングのできるタイプ。

このマシンは、竣工後に、お客様に準備していただきました。

壁の一面が、鏡張りになっているのも、トレーニングルームらしいです。

面白いのは、出入口のドアが、透明ガラスの戸になっているところ。

なんとなく、トレーニングジムの入り口って、そんなイメージですよね(笑)

床の仕上げは、ビニル系の素材にしています。

マシン付近は、お客様に準備いただいたマットが敷いてあるとはいえ

トレーニング中に、汗が床に落ちることもありそうなので、

清掃性を考えて、その素材にしました。

こちらのトレーニングルームは、まだコロナが登場する前にできてますが、

このご時世なので、ちょっと運動するには、とてもいいスペースです。

こちらも、壁の一面が鏡張りですよね。

この写真は、竣工記念写真として撮影しているので、

チェアやベンチが置いてありますが、実際は違います。

そうなんです。

先ほど同様、トレーニングルームなんです。

ただ。

こちらは、先ほどのように、マシンを置いたりはしません。

動画を見ながら、それに合わせて、動き回るトレーニングなので、

動きやすくするため、モノは置かないそうです。

よくご覧いただくと、床が木目になってますよね。

この床の素材については、いろいろと比較検討しました。

最初は、先ほどと同じく、ビニル系の素材だったのですが、

ダンスするのに、膝の負担をできるだけ少なくしたい。

素材として、木目が気に入っている。

その辺、いろいろと聞いていったら、体育館に行き着きました。

たしかに、運動する場所で、床は木目ですよね。

ということで。

体育館に使うフローリングを探してきて、採用しています。

大きくわけて、二つの方法があるんですよね。

一つは、フローリングは無垢材で、その下の床組みを専用のものにする。

もう一つは、床下地は通常通りつくって、クッション付きの床を使う。

前者の方が効果的なんですが、コストが割高になるため。

こちらの家では、後者を採用しました。

私は体感上、区別がつかなかったのですが、お客様は体感で

違うことが分かったそうで、気に入っていただけました。

それと。

床はフローリングなのですが、表面にしっかりとウレタン塗装されてるので

汗が落ちても、浸透していくようなことがないのも大事なところです。

ジムへ行くというのもよいのですが、

このご時世ですので、感染対策で、行くのが難しい。

そんな時には、こういったスペースを設置するのもいいですよね。

リモート用のワークスペースだけじゃなくて。

トレーニングスペースまで。

いかがでしょうか?