変化した結果でなく、流れや理由が大事です!
昨日朝イチから、とある家づくりの打合せへ。
最近週末は多いのですが、お客様と少し早めに集合して
モーニングセットをいただいてからスタートしました。
こちらの家づくり。
概算を出してから、予算調整をしたりしながら、
基本設計が最終章だったのですが。。
いろいろと事情があって、最後で足踏みしているような状況。
前回、概ね方向性が決まってきていて、OKが出たら、
取りまとめて、昨日、最終確認の予定でしたが、
昨日お会いするまでの間に、直接連絡までいただいたりして、
方向性が変わったりしてきました。
変更案を共有しながら、どういった流れで、
どんな風に考えて、今の変化が必要になったのかを
丁寧に伺っていきました。
結果がわかればいいんじゃない?
なんて声が聞こえてきそうですが。。
その「なぜ」変化する必要があったのか。
その理由が、表面的な考え方だったりしてしまうと、
実は、変更しなかった方がよいことだってありえます。
変化に至る流れをききながら、ヒアリングしながら進めることで、
その本質的な理由を探りだして、本当に必要な変更を見極めようとしてます。
そういう意味では、しっかりとお話うかがえたので、よかったです。
午後の打合せを完了した後、お客様とショールームへ。
遠方より、わざわざ名古屋まで来ていただいたので、
この機会を使って、ご一緒していただきました。
ご覧いただいたら、わかりますよね。
そうなんです。
外壁のセレクトが目的です。
こちらの家の外壁は、ガルバニウム鋼板と窯業系のサイディングを
組み合わせています。
単色であれば、さほど迷われないと思うのですが、
二つの素材+色合いの組みあわせとなるので、
実物を見ながら、横に並べてみていただきたかったんです。
もともと候補にあがっていたもの。
当日気になって持ってきたもの。
いろいろと並べながら、比較していきます。
もちろん。
いくら大きくても、しょせんはサンプルなので、
家全体として見た場合どうなるのかは、外観パースで
色を組み替えたりして、それを見ながら検討していただきました。
面白かったのは。
いろいろと探してくる色のトーンが、どれも近かったこと。
無作為にセレクトしているはずなのに、ある方向性を持ってる。
そんな感じでしょうか。
それって、ただの偶然でもなくて、実際そういうものだなって思います。
お客様って、意識している、していないに関わらず、
ご自身の中に、「こんな感じがいい」という想いを持ってる方が多いです。
なので。
気になるのを探してきていただくと、そんなことになります。
いつも、それを引き出せるよう、お話したり、
セレクトされたものに関しても、コメントしたりしていきます。
せっかくの家づくりですから。
「私が」素敵と感じる家ではなく、お客様ご自身の中に秘めている
自分たちの好み、自分たちらしさを表現していただける
といいなって思っています。
そんな家づくりをさせていただいてます。