法規制についてしっかりと協議へ!

ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

昨日は、いろんな家づくりに関係する法規制について

協議をすることがメインとなる一日でした。

まず最初は。

確認検査機関との打ち合わせから。

何か建物をつくる場合には、建築の法律に適合してることを

第三者に「確認」してもらう必要があります。

昔は、市町村だったのですが、今では民間の機関に

ゆだねられています。

その民間の機関(確認検査機関)との打ち合わせでした。

いろいろと進行中の家づくりのそれぞれで協議事項があったので

一つずつ話をしてきました。

法律なんだから、しっかり決まってるんじゃないの?

と思われるかもしれませんが。。

「基本的な」方針は定めているのですが、実は、場合によって

応用編のような状況が、結構あったりするんです。

なので。

その応用編の解釈が適正なのかを確認していくんです。

例えば。

昨日の協議の中の一つとして、家づくりではないのですが(笑)

ご自宅の横に、卓球教室を建てたい。

その卓球教室って、どんな風に取り扱うのか??

あくまで、教室なんだから、学習塾と同じ用途?

それとも、スポーツをするということで、体育館と同じスポーツ練習場?

どっちでもいいんじゃない?と思われるかもしれませんが、

どちらになるかで、法規制が、全然違ってくるんです。

厳しい側の用途になると、希望されていることができなくなったりします。

なので、その取扱いについては、しっかり調整しておかないといけません。

そういった感じの内容が多かったです。

でも、全てについて、いい方向で協議できたので、よかったです。

何だか似た感じの画像ですが(笑)

こちらは、愛知県さんとの打合せ。

今、市街化調整区域という、建物を建てるために

愛知県の許可が必要な案件がいくつかあって、

その関係での調整がメインとなりました。

いろいろと資料を取り揃えて提示した上で協議してきました。

その中の一つとして。。

今、家が建っているところで、建て替えを計画しています。

先ほど書いた通り、市街化調整区域というエリア内です。

市街化調整区域では、建て替えの場合も、

どうして建て替えができるのか、何らか提示しないといけません。

一番いいのは。。

今の家の確認申請書があることです。

過去に、許可をとってたてていることがわかれば、

それが、建てれることの証明にもなるので。

ただ。こちらのお客様は、その書類が見当たらない。

諸々の事情が重なって、いろんな資料を読み合わせないと

建て替えの許可が難しかったりしたんです。

その読み合わせのため、資料を一つずつ提示して、

県に理解共有してもらい、建て替えできる可能性を示しました。

一週間ほど時間がほしいと言われましたが、

概ね方向性は理解してくれたようで、何とか建て替えはできそうです。

この段階の協議で、しっかり決着がついていないと、

確認申請を出した際に、あたふたしてしまいますので。

よくこちらのブログで書きこむのですが、

パッとすると無駄に見えるかもしれない一つのプロセスなんですが、

私としては、とても大事にしていて、必ず私が協議に行きます。

ちょっとしたニュアンスの違いで、協議共有した内容に

相違があるといけませんので。

大事な大事な家づくりですからね。

一歩ずつ着実に進めていくようにしています。