インテリアのコーディネートもやるの?
優しい色合いのサンプルが並んでいます。
昨日、とある家づくりの打合せへ行ってきました。
一枚目は、その時のワンシーンです。
こちらの家づくり。
工事が着工したところで、家の外部、内部の色を決めるプロセス中。
前回、外部の色を決めていただいたので、
今回は、インテリアになります。
なので。
インテリアに使う、壁紙のサンプルが並んでたんです。
そうそう。
打ち合わせをしている中で、お客様から聞かれたことがあります。
「ナイトウさんは、インテリアのコーディネートもするんですか?」
「設計とインテリアをコーディネートする人って違うのかなって思ってました」
毎回ではありませんが、よく聞かれます。
その問いかけへの返答は。
「はい。コーディネートもしますよ」
ですね。(画像ご覧になったら想像つきますが(笑))
ハウスメーカーや工務店なんかでは、
どちらかというと、お客様がおっしゃってたスタイルが多いかも。
役割分担がハッキリしてるようです。
もちろん。
インテリアコーディネーターという職種もあるので、
設計部分と切り分けてもいいのかもしれません。
ただ。
私はそうしていません。
なぜかって?
理由は大きく二つあります。
一つ目は。
設計のプロセスで、しっかりと打ち合わせするので、
どんな感じがお好きなのかといったことが感覚的にわかるようになってるから。
このお客様だったら、こんな雰囲気が好きだろうなとか。
こんなところを目指してるから、これじゃないかなとか。
それを、しっかりと感覚的でも把握していないと、お客様にとって最善な、
お客様らしいセレクトって難しいんだと思います。
本当のお客様の好みを知るわけですから。
そんなすぐにはね。。
もう一つは。
お客様の好みでなく、コーディネーターの好みになってしまう可能性が
あることです。
私の関わり方って、どちらかというと、かなりお客様主体な感じです。
私から、これがいいですよ!って強くオススメすることはありません。
お客様が好きだと感じたものが、他とバランスが取れているのか。
お客様の求める方向性とあっているのか。
そういったことを意識しています。
合わないときには、ハッキリとお伝えします。
お客様の家なんですから、お客様の好みでセレクトして、
それが、チグハグにならないよう、アドバイスする感じです。
私の趣向が入りこむ余地って、皆無です。
きっと、家づくりのスタンスにもリンクしてますね。
このデザインがかっこいいから、オススメですだなんて。。
いいませんから。
お客様にとって、最善で最適なデザインは、こちらじゃないですか?
とご提案して、一緒に決めていくスタイルなので。
いろいろ長々と書いてしまいましたが。
結局のところ。。
コーディネートって、家づくりの楽しいプロセスの一つなので、
一緒にセレクトしながら、楽しんでいただきたいんですよね。
そう。
それが、私も楽しいですから。
なので。
敢えて、役割分担せず、コーディネートも含めて、
一緒に家づくりさせていただいてます。
ずいぶんと長くなったので、今日はこの辺で!