工事をしてもらう会社を決めるには?
とある家の外観パースが見えてますが。
チラッとですね(笑)
昨日、とある家づくりの打合せからスタートでした。
打合せといっても、いつもとはちょっと違います。
実は。
先日、工務店に、こちらの家づくりについて、見積書を
作成していただいたんですよね。
その工務店にお願いするのかどうか。
それを見極めるため、その工務店と面談をしてきたんです。
もちろん。私も同席してきましたよ。
家をつくってもらう、工務店を決めるって、とても大事な決断になります。
単に金額が安いとか、規模が大きいとか
そんなことだけで、決めるわけにもいきません。
大前提ですが、しっかり工事してくれそうなのか。
それだけのスキルがありそうなのか。
例えば。
分譲住宅を主とする工務店だとしますよね。
住宅をつくるという意味では、十分なスキルや人手は確保できそうです。
仮に、年間100とか、200棟をこなしているとすると、
たくさんの仕事をこなしているから、ノウハウだってありそうです。
でも。
そもそも、今回の家づくりって、相当こだわった注文住宅。
同じような仕上げや仕様の家を量産するのではなくて、
オンリーワンを目指すんですよね。
なので。
細かなところまで、しっかりと聞き入れて、造りこむことが必要です。
時間だって、かかりますから。
そういった意味では、注文住宅を主とする工務店の方が
もちろんいいはずです。
さらに言えば。。
建築家の設計による家の工事の経験があるかどうかも大事です。
「いつもの自社の仕様」ではなくて、細かなところまで、
設計の意図を読み取って、現場へ反映させることが必要なので。
もしかしたら、新しい試みだってあるかもしれませんよね。
言われたことを、ただつくっていくという感覚ではなくて、
設計図書にかかれた方針を、現場で実現するために
みなで相談しながら進めていく感じになります。
みなで知恵を出し合いながら、最善なカタチでつくり上げていける。
そんな工務店がいいと思いますよ。
ちなみに。
私がお付き合いさせていただいている工務店は、
みな、上記の条件はクリアしているので、その辺は、安心です。
ただし。
直接会って話してみて、感覚的に合わない。
そんなことだってあるかもしれないので、決める前の面談は、
とっても大事にしています。
昨日は、しっかりとお話していただいて、
結果、工事をお願いすることになりました。
こういった工務店の選定について、客観的な立場からの意見を聞く
という意味で、建築家の存在って大事なのかなと思います。
いずれにしても、いい結果になったので、
いよいよ工事着工に向けて動き出すことになりました。
楽しみですね。
午後は、別の家づくりの打合せへ行ってきました。
一昨日同様、こちらの家も、インテリアの色を決めていただく
プロセスだったんです。
いろんなサンプルを見ながら、ワイワイと盛り上がりながら、
打合せできました。
とても、個性的なセレクトだったので、驚きもありつつ、
それが逸脱しないよう、バランスを見ながら、決めていきました。
しっかりと納得しながら、決めていただけたので、よかったです。
そうそう。
いろいろお話していたら。。
あっという間に、4時間半!!
ほんと、愉しい時間って、あっという間ですね。
家づくりって。
ほんと楽しいです。
みなさんも、ぜひ、楽しみながら、ワイワイと話しながら
進めてくださいね。