要望の変更は、その真意が大事です!
長閑な雰囲気ですよね。
街中にはない、ゆったりとした時間が流れているように感じました。
こちら。
とある家づくりの敷地となる予定の場所なんです。
昨日、お客様にご案内していただいて、視察してきました。
視察といいつつ。
主目的は、敷地内のある既存の建物等を確認すること。
とても大きな敷地ということも関係していますが、
その中には、複数の建物やすくすくと育った植栽、
石積の擁壁など、すごくいろんなものがあります。
新たに家を建てる前に、一旦更地にしてしまいたい
というのが、お客様の御要望。
ということで、いろんな建物の解体をされている会社の方に
同行してもらって、その状況を確認してもらいました。
事前に登記関係の資料や、航空写真、
ストリートビュー等、資料は準備してお渡ししていたのですが、
やはり、現地は、確認が必要ですね。
時間かかるかなと思っていたのですが、
1時間もかからない間に、しっかりと確認していただけました。
解体する費用も、家づくりの総資金の中に組み込む必要があるので、
しっかりした金額を出していただきましょう。
少し余談ですが。。
数ある建物の中に、昭和30年くらいに建築された和風の家があって、
その建具とか、欄間とか、もしかしたら、素敵なのかもと思ってました。
別のお客様で、大正ロマンがテーマのインテリアの方がいるので、
ついつい、そういったところに、目が行ってしまいました。
偏った見方ではなく、広くフラットに、いろんなものを
見れる感性って、大事にしたいなと思いました。
午後は、とある家づくりの打合せへ。
いろいろと変化してきた間取りが、ずいぶんと固まってきて、
昨日、概ね完成と思ってお話してきました。
ところが。
階段のカタチを、コの字でなく、Lの字にしたい!とのこと。
ただ感覚的にそう思われたわけでもないんです。
ご自身の生活スタイルを改めて想像された上で、
1階にコート掛けという小さなスペースではなく、
ゆったりと置けるファミリークロークが欲しいということが
発想の起点にありました。
それを実現するためには、階段の場所を変えないと
実現できないんですよね。
ただ、要望をうかがうだけでなく、その要望に至る流れとか
その真意を読み取ることって大事なんです。
ということで。
いろいろお話うかがって、再び間取りは大改造することになりました。
さて。
どんな間取りになっていくのか。
また考え直してみたいと思います。
なんだかんだと夕方になったところで、小休止。
ちょうど、とってもロケーションがよくて、珈琲が私好みのカフェの
近くを通りかかったんです。
天井の高さも、ほどよくて、心地いい空間で
珈琲いただきました。
こういう時間も大事にしたいですね。