予算とのバランスを調整する前に?
昨日は朝イチから、とある家づくりの打合せでした。
(画像は、打合せの合間にいただいたパンで、お客様お手製!!
めちゃおいしかった!!)
じっくりと時間をかけて打合せしてきた内容で、図面をまとめて、
見積をとったところ。
その見積をご提示するプロセスだったんです。
お客様とも共有していましたが、これまではともかく遠慮なしで、
これにしたい!という、要望モリモリの内容でした。
設計スタート当時、しっかりとご予算内の計画からスタートして、
打合せの中で、どんどんと変化してきました。
要望モリモリなので、当たり前かもしれませんが、
当初よりは、見積金額はあがっているはず。
それは大前提としても、どこまでの金額になっているのか。
それを提示して、共有してきました。
ご提示する前は、ドキドキです。
いつもは、雑談しながら、緩やかに打合せ始めるのですが、
さすがに、そうもいかず、ご提示する流れとなりました。
金額をご提示したところ、お客様の反応は・・・
「予想していた範囲内」
だったそうで、とても落ち着いていました!
その落ち着きに、逆にビックリしてしまいました(笑)
その後。
減額のお話をしていく流れになると思われたかもしれませんが、
その前に大事にしているプロセスになりました。
なにかというと。。
何を変更したから、金額が変わったのか。
それをお話したんです。
御要望ごとに金額が出ています。
当たり前でしょう?と思われたかもしれませんが。。
実は、とても珍しいプロセスだったりします。
というのも。
設計スタート当初に、しっかりとした見積を出す会社は
あまり多くありません。
類似の物件を参考にしながら、算出した金額だったり、
根拠不明な坪単価を基準にしていたり。。。
もとになる金額が曖昧なので、何を変更して、金額がどう変化したのかは
説明できない会社が多いんですよね。
その方法がいけないということでもないのですが、
私だったら嬉しくないので、しっかり説明できるようにしています。
そのお話を一通りした後、減額案について、お話しながら、
ご予算とのバランスをどうとっていくのかを協議しました。
追加の減額案が出たりしたので、引き続き次回に打合せします。
なんとなくネガティブな印象を持たれる方が多いのですが、
弊社の場合は、そうでもありません。
昨日も、なんだかんだといいながら、ワイワイとお話しながら、
打合せできましたので。
この家づくりで、何を実現したいのか。
それを改めて考えるプロセスですので!
午後は、別の家づくりの打合せへ。
こちらは、工事が着工していて、家の色や素材を最終決定するプロセス。
前回、外観の色合いについてお話したのですが、
今回は、インテリアのお話でした。
いろんな素材のサンプルを見ながら、比較検討しながら、
ひとつの空間ごとに決めていきました。
こちらのお客様は、事前にしっかりと検討してきてくださっていたので、
とってもスムーズな打ち合わせとなりました。
グレイッシュな色合いが中心の、上品で、素敵な家になりそうです。
これから工事なのですが、完成が今から楽しみです!!