本棚をどこにどうつくりますか?

ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

電子書籍が増えたといいつつ。

それでも、本は増えていく方が多いのではないでしょうか。

もしくは。

増えていかないまでも、お気に入りを手放せず、

コレクションしている方もいるかもしれませんね。

私も読書は好きなので、気持ちはとてもよくわかります。

ただし、断捨離も好きなので、手元には、あまり残っていません(笑)

そんな読書好きの方々にとって、本棚って、とても重要です。

どこに、どんな風に本をストックするのか。

プランを考える上で、しっかりと想定しておきましょう。

一枚目。

こちらの本棚は、腰高になっています。

文庫本を収納するということを決めていらしたこともあって、

棚の間隔が均等で、整然とした印象です。

腰高さにした理由は。。

こちら、実はリビングと階段へと向かう通路のようなスペースとの

間に立っているんですよね。

天井までの高さにしてしまうと、リビングが狭く見えてしまうため、

腰高にして、少しでも広く見えるようにしているんです。

裏側も本棚?と思うかもしれませんが、実は棚はありません。

背面は、タタミコーナーの脇になってるんですけど、

タタミコーナーに座った時に、ちょうどよい背もたれになるんです。

空間の仕切りや背もたれとして機能する本棚になっています。

面白いアイデアかなと思います。

こちらは、階段の壁一面を使った本棚ですね。

階段の吹き抜けにある壁って、あまり使い道がないので、

その一面を有効利用して、本棚にしています。

お気づきになった方もいると思いますが、

吹抜けにあるため、手が届にくい場所があったりします(笑)

でも。

そこには、あまり読んだりしない書籍や雑貨を

飾っていただいていますね。

こちらの本棚は、本を収納するという役割は当然ありつつも、

きれいに魅せるという、別の役割も担っています。

お気に入りの漫画を一巻から一式並べてみたり、

お気に入りのCDやDVDをアーティスト別に並べたり。

ショップにいるような感覚なんだと思います。

魅せる本棚。

それも素敵ですね。

こちらは、ワークスペースの一角に設けた本棚ですね。

カウンター上に固定棚。

背面には壁いっぱいを使って、可動できる本棚になってます。

お気に入りの書籍はもちろんですが、それ以外にも、

子供から受け取った学校関係の書類を分類してストックしたり、

リモートワークのため仕事関係の書類を収納しておいたり。

いろいろですね。

魅せる本棚というより、実用的な本棚といった感じです。

どこに。どんな形で。本棚を設置するのか。

いろいろ妄想してみるのも楽しいですよ。