キッチン周りにタイルもいいのですが。

ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

白いキッチン。

シンプルですが、清潔感があって、人気はありますね。

白といっても、ピュアホワイトなのか、アイボリーなのか、

ツヤがあるのか、マットなのかでずいぶんと違ってきます。

シンプルだからこそ、しっかりと丁寧にセレクトしてくださいね。

さて。

今日の本題は、キッチン本体ではありません。

キッチンが取り付く壁周りには、耐火の目的と、

掃除の関係で、他部分の仕上げと変更することがほとんどです。

いつもお客様から、これ素敵!といって拝見させていただく画像では、

きれいなモザイクタイルなんか採用してますね。

タイルなので、油汚れなんかが浸透していくこともないですし、

もちろん、火には強いですし、なにせ、見た目がいい。

ここまで読むと、タイル推しのようですが(笑)

採用には、条件があります。

タイル表面は、ツルツルの仕上げがしてあるので掃除しやすいですが、

やはり、目地がどこまでいっても汚れが付きやすい。

その辺は、まめに掃除をしていただければクリアできるかなと思います。

いやいや。

それは、ちょっと手間ですとなったら、キッチンパネルになります。

キッチンパネルは、割り付けをしっかりすれば、目地はかなり少なくできます。

目地ができても、タイルに比べると掃除はしやすいタイプ。

おそらくですが、キッチンをセレクトするために、

ショールームなんかにいくと、キッチンパネルも紹介されます。

ちょうど、一枚目の写真がそうですね。

壁紙に馴染ませるため、あえてホワイトにしています。

ショールームでご覧になるとわかりますが、

圧倒的に白系統が多くて、濃い色は稀です。

だからといって、その中で選ばないといけないのか

というと、違います。

こちらはどうですか?

ムラのあるブラックの壁面。

全てキッチンパネルなんですよね。

こういったムラのある質感は、とても人気あります。

モールテックスのような素材でもよいのですが、

やはり、汚れのふき取りやすさは、キッチンパネルならでは。

(ちなみに。モールテックスは長期で割れるのでご注意ください)

このムラ感で大事なのは、マットであることです。

ツヤがあると、印象が違ってしまいますから。

ツヤがないからといって、汚れが取れにくいわけでもないので、

キッチンパネルでしたら、どれでもよいですよ。

こちらは、モルタルのような質感の

ライトグレーでマットな仕上げ。

ムラのあるブラックのキッチンに、とても合っていますよね。

見た目もよくて、掃除もしやすい。

いいですよね。

そうそう。

キッチンパネルは、キッチン等と同じメーカーでセレクトでなく、

アイカ工業のセラールという製品からセレクトがオススメ。

単色から石目柄、マットなモルタル柄、木目なんかもあったりします。

家づくりのパートナーに

キッチンパネルは、アイカ工業でセレクトしたい!と伝えてください。

いろいろ選べますから。

キッチンパネルにだって、こだわりましょう!