既存不適格調書
投稿日時:
2021-11-12 11:11
建築物は年々つくられ続け、使われなくなった建物も増え続けています。
その様な空き家(ストック住宅)を活用するには、たとえば40年前の建物は40年前の基準法によって建てられています。その後40年使われている間に様々な法律の改正が行われ、現在では新しく追加された法律にはあっていないこととなります。
その様な建物を増築や用途変更して再利用する際、その建物の建てたときの年月や図面、さらには現状の法規制との相違等の内容をまとめたものを提出することで利用をすることができる可能性が出てきます。※建物の状況等により違反建築の場合もありますので、都度調査が必要です
その様な資料を「既存不適格調書」といい、建物の説明をする資料となります。
一部行政では簡易化されていますが主に、
○既存不適格調書
・現況の調査書
・既存建築物の平面図及び配置図
・新築又は増築等の時期を示す書類
・基準時以前の建築基準関係規定への適合を示す図書等
上記内容で構成されています。
当事務所でも対応可能ですのでお気軽にご相談ください。