書斎ってどんな使い方しますか?
こちらは、とある家の書斎です。
とてもいい空気感じゃないですか?
この写真は、引き渡し前に、私が撮影したものなんですが、
先日竣工記念写真の撮影で、引き渡し後の姿を拝見しました。
まだ写真が届いていないのですが。。
ものすごくいい雰囲気だったんですよね。
いままでに、いろんな書斎スペースをつくってきましたが、
床が畳で、座式になっているのは、こちらが初めてかも。
なんとなくですが、書斎というと、デスクが高い位置にあって、
椅子に座りながら、読書とか、パソコンをする印象です。
仕事をしているような感じ。
でも。
畳の床に座るという違いだけでも、感覚が結構違いました。
なんとなく、プライベートな感じがして、落ち着きます。
実際に座らせていただいて、そんな風に感じました。
少し疲れたら、そのまま、ゴロンと寝転がれるので、
下手すると、ずっとこの部屋にこもってしまうかもしれませんね。
そうそう。
もう一点思ったことは、カウンターが低い位置にあるので、
上部に収納を、よりたくさん設置できるのもいいなと思いました。
実際、椅子式の場合、カウンター下は、有効に使えません。
その分収納が増えるのは当たりまえかもしれませんね。
こちらは、書斎スペースとして、よく見かけるスタイルです。
こちらのお客様は、リモートワークが結構多く、
ビジネスとしても使うため、一枚目のようなリラックスした感じより
会社のオフィスと同様な使い方ができるよう作りこんでいます。
ただ。
それでも少しでも快適にということで、正面に窓を設けて、
そこから外の風景が見れるようにはしています。
それと。
カウンターをL型にしているのは、側面にちょっと資料を広げたり、
プリンターなんかを配置できるようにするためです。
ちなみに。
現在工事が進んでいる、別の家では、カウンターと収納が
L型でなく、コの字型に展開していたりします。
もっと、多目的な使い方ができそうですね。
それと。
別の家では、カウンター高さを90cmほどにしています。
通常、椅子式の場合であれば、70-75cmほど。
なぜ、90cmかというと。。
立って使うためです。
立って??
はい。座っていると眠ってしまうため、立って読書や
デスクワークをするそうです。
書斎といっても、どんな使い方をするかで、
つくり方が変わってきます。
いろんな事例を参考にしながら、自分らしいスペースを
つくりだしてください。