がけ条例対策

ユーザー 岩間誠治一級建築士事務所 岩間誠治 の写真

条例は各行政にて決められている法律ですが、崖条例は各都道府県にて決められています。内容はほぼ似ており、安息角による安全性の確保や崖からの離れの規定となっています。
崖条例のかかる建物において計画をする場合、崖条例をクリアすることが必要ですが、擁壁を作るか安息角を目安に建物配置をする、鉄筋コンクリート造で建物を作る、地盤改良や不可基礎を用いて崖及び既存不明擁壁へ負荷をかけないことが一般的です。

崖条例への対処は崖の形状や既存擁壁の有無により異なります。
新たに擁壁を作れば済むことですが、状況によっては建物を新築するに等しい価格となってしまいます。
高低差のある土地の購入にあたっては、購入前に当事務所へご相談いただければご予算から対処法と建物の計画をご提案いたします。

崖上の住宅には平地では得られない眺望がかなえられます。写真は当社設計の月見台の住宅で、崖条例もクリアしています。