和モダンな家の竣工写真を少し公開!

ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

とてもきれいな青空ですよね。

といいつつ。

こちらの写真は、とある家の竣工記念写真の一枚です。

そうです。

手前に見えている、和モダンな外観の家ですね。

和モダンといっても、かなり和を感じますね。

町家がお好きなお客様らしい外観デザインにしています。

縦格子は、和を感じさせるディテールですが、

採用したのは、もちろん、見た目だけではありません。

通りに面した場所に、土間と玄関引き戸があるので、

そこから見通にくくする、目隠しの役割を担っています。

町家「風」にするというと、こういった格子を

見た目のデザインとして採用することもあるのですが、

こちらでは、採用した意味をしっかり持たせました。

町家だからといって、昔ながらの見た目をまねるのではなくて、

今の素材で、今の表現でできればと考えました。

格子や外壁、屋根や樋の色をシックな色合いにして、

落ち着いた、趣のある見え方になるようにしてます。

また、屋根は、波打った、いわゆる和瓦ではなくて、

フラットでシャープな平瓦にしているので、スッキリとした印象です。

2階の窓まで格子を付けると、1階の格子の良さが消えそうなので、

1階だけにしています。(少し見えにくいアングルですが)

実は、お隣さんも、和をベースにした家ということもあって、

偶然なんですが、街並みを構成している感じでした。

こちらは、光庭です。

こちらの家では、玄関に入ると正面に、この光庭があって、

この植栽が目に飛び込んできます。

光庭まわりの外壁を白ベースにさせていただいたので、

上からの光が、反射、拡散して、昼間の時間帯には

想像以上の明るさになって、家の中への光を取り込んでくれます。

右奥に見えているのはダイニング。

こちらから見えていますが、実は。。。

ダイニングで食事している時に、この光庭が見えたりします。

以前、お客様からうかがったお話なんですけど、

雪が降ったとき、この光庭に、深々と雪が舞っているのを

ご覧になって、嬉しかったそうです。

ぜひ、そんな瞬間を見てみたいものです。

家の中に、自然を感じることのできる空間がある。

それって、とっても素敵だなって思いました。

そうそう。

上記2枚は、私の撮影分。

プロのカメラマンが撮影した写真は、もっとすごいはず!

それを見るのが、楽しみですね。

そうそう。

昨日は、午後のランチミーティングから、デスクワーク、

そしてミーティングでした。

デスクワーク中に、とある家づくりの計画案を考えたのですが、

想像以上に難しくて、考えが行ったり来たり。

でも。

夕方には、スッキリまとまって、ほっとしました。

どんな計画案になったのか。

それは、プレゼンの時にお楽しみですね。