繊細な縦格子が印象的な現代町家。事例紹介です!

ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

街並みに馴染むよう、控え目に佇む家。

繊細な縦格子が印象的ですよね。

町家をモチーフにした、こちらの家。

昨日、弊社サイトにて、建築事例として公開させていただきました。

外観はもちろん、内部もユニークで、魅力的。

お客様へのインタビューも掲載していますので、

ぜひぜひ、のぞいてみてください。

https://www.ntas.info/gallery/post_41.html

町家がお好みのご主人。

昔ながらのデザインを踏襲してもよかったのですが、

それでは、お客様らしさにつながりません。

そこで。

ベースとなるカタチは、古き良きデザインとして取り入れつつ、

格子や窓、素材を少しアレンジすることで、現代版町家というテーマで

外観デザインにしています。

色合いは、周りの街並みから逸脱しないよう、

落ち着いたトーンにしましたが、その雰囲気が、

まさにお客様らしい印象です。

こちらの家。

玄関に入ると、正面に見える光景に目を奪われます。

視線の先には、大きな窓。

そして。

その先には、上からの光で優しく照らされた植栽。

もちろん、室内ではありませんよ。

いわゆる、光庭というか、坪庭になります。

さらに、その奥の壁の丸窓も、いい雰囲気を創り出してくれてます。

(丸窓は、ご主人のこだわりの一つなんです)

この光庭のおかげで、玄関は、照明がなくても

明るく、いつも優しい光に包まれています。

お客様からうかがったお話ですが。

雪の降る日は、この光庭に雪が舞うので、

その美しさに、とても癒されるそうです。

家の中で、自然を感じる。

素敵だなって思います。

ちなみに。

家の中にこういった庭があっても、冬場に寒さを感じることはありません。

しっかりと断熱+気密がしてある上に、全館空調+換気を導入してるので。

年中、心地よく暮らしていただいてるんです。

のびやかに展開するLDK。

キッチンを中心に、三方へ展開していく、そのカタチは、

こちらのお客様だからこそなんです。

直線型のLDKでは感じられない、不思議な広がりを

感じることができます。

肌ざわりのよい無垢のフローリングだったり、

ウッドワンの無垢材のキッチンだったり、体に優しい素材を

使っているのも特徴ですね。

ちなみに。

先ほど玄関で見えた光庭は、ダイニングやキッチン、リビングからも

見れたりするんですよ。

いつも自然を感じられる家って素敵です。

最後に。。

建築家(設計士)さんとの家づくりを考えている方がいらしたら、

ぜひ、この事例のインタビューを見ていただきたいです。

お客様がされた経験は、まれなことでもなく、

実は、よく耳にすることだったりします。

実際、私のところへいらしたお客様で、他にもいらっしゃいます。

今後の家づくりの参考になると思いますので、