道路より低い土地の外構

ユーザー 岩間誠治一級建築士事務所 岩間誠治 の写真

道路より低い土地での設計に注意する点は雨水の処理と建物からの排水処理等になります

道路より低いと言う事は雨水が敷地内に入る可能性がとても高く側溝で処理しきれない雨水敷地内に入る可能性がとても高くなります。そのため、玄関の高さ等にも注意が必要です。通常の高さで言えば1階床高は、500ミリ程度で計画されますが道路よりも500ミリ以上低い場合、冠水した際に建物内へ雨水が入って来やすくなると言うことになります。道路面より高い位置に玄関を設けることが第一になります。そのような計画が難しい場合は敷地内の浸透増により処理やポンプアップ等も計画が必要となります

建物の排水は浄化槽でない場合、前面道路へ接続することとなりますが敷地が低い場合埋設されている排水管へ行勾配が取れない場合があります。そのような際はこれもポンプアップが必要となるため注意が必要です。

いずれの内容も土地探しの際にご相談いただければ検討が可能ですので、お気軽にご相談下さい