納の容量を確認するためには?

ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

昨日は、朝イチから、とある家づくりの打ち合わせでした。

こちらの家づくり。

実施設計という、詳細な設計を進めている最中なのですが、

それも、最終段階だったんです。

基本設計という大枠を決めるプロセスから、

詳細な図面をもとに納まりを検討して、変更が必要になった箇所があって

その変更について一通り確認したり、この段階で出た追加要望を確認したり。

打ち合わせで出た変更については、うかがった時だけでなくて、

その次の回の打ち合わせで、変更した図面を見ながら

確認するようにしています。

大きな内容はもちろんですけど、細かなことも含めてです。

意図したことと違う形で、変更をかけているとよくないですから。

当たり前?

はい。当たり前なのかもしれませんが、大事にしています。

そうそう。

話は変わりますが、一枚目の画像は、玄関ドアの色見本です。

こちらの家では、YKKAPというメーカーの玄関を採用します。

とある玄関ドアシリーズで決めていただいてるのですが、

その色について話題になっていたので、サンプルお持ちしました。

色を決めるプロセスは、通常、設計中ではなく、

工事が始まってからにしています。

設計中に完璧に決めていたとして、工事前に、予算調整や

その他の理由で、変更が必要になると、全体のバランスが

崩れてしまうからです。

色は、モノごとにバラバラと決めるのではなくて、

全体を見ながら決めるのがオススメです。

といいつつ、設計中に色の話なの??

と思われたかもしれませんが。。

最終決定は、工事始まってからでもよいのですが、

そもそも、その玄関ドアの色の中に、希望の色合いが含まれているのか

はとても重要です。

玄関ドアを決めたのに、いい色がない!となると。。

後で変更になるので、コストの増減が発生します。

それを避けるため、サンプルをもと打ち合わせをした次第です。

ただ、最終的には、ショールームで、実物大を見ながら、

色合いを確認してくることになりました(笑)

でも、納得の家づくりのためには大事なプロセスですから。

そうそう。

打ち合わせの途中におやつと、打ち合わせ後に、お手製のパンを

いただきました。

特に左側のパンは、すごくおいしかったです。

いつも、お気遣いいただいて、ほんとありがたいです。

午後は、別の家づくりの打ち合わせでした。

三枚目の画像は、その時の資料です。

これ。

私が作成したのではありませんよ!

実は。

奥様が作成されたんですよね。

昨日の打ち合わせのテーマの一つで、収納がありました。

各所に設けた収納に、何を入れる予定なのか。

ある程度設計段階で決めておくといいんですが、

なかなかイメージがわかなかったりします。

よく拝見するのは、入れるモノのリストです。

その分類だけでもすごいのですが。。

こちらのお客様は、何を置くのかを、全て高さを踏まえて、

棚の割り付けまで考えて、作図されていたんです!!

一目瞭然で、わかりやすい!

見える化していただいているので、とても具体的な打ち合わせを

スムーズに行うことができました。

丁寧な資料を作成していただいて、ほんとすごいの一言です。

収納って、なかなか、その容量が十分なのかって、読めません。

こんな風に、見える化してみると、とってもわかりやすいですよ!

時間との相談になるとは思いますが、オススメです!

いろんな家づくりが進行中。

毎日楽しませていただいて、感謝です。