フローリングの風合いを確認!

ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

すごくきれいな木目ですよね。

手前の濃い目の床は、ウォルナットという樹種。

シックな雰囲気の好きな方には、とても人気あります。

奥は、反対に明るめの色合い。

チェスナットという樹種で、木目がおとなしい感じです。

こちら。

昨日、とある家づくりの現場でのワンシーン。

床に使うフローリングが納品されてきたので、

お客様と一緒に、その風合いを確認しました。

見るだけでなくて、実際に足をのせてみたり、手で撫でてみたり。

手前と奥では、色や樹種の違いだけでなく、

大きく異なることがあります。

手前のウォルナットは、表面が本物。

奥のチェスナットは、表面は、木目をプリントしたシート。

ほんと、最近は、プリント技術が高くなって、かなりリアル

なことはもちろんなのですが、表面がつるっとしてなくて、

手で触った時に感じるくらいの凹凸がつけてあるんです。

なので。

触った感じも、かなりリアルだったりしますね。

全部本物にすればいいじゃないですかぁ。

なんて声が聞こえてきそうです。

もちろん、無垢材にこだわりのある方にはいいですよね。

でも。

コストバランスを考えて、必要を感じないところには、

シートを採用することは、よくあります。

寝室とか、子供部屋は、ベッドや机を配置すると、

見える場所が少ないですので、シートでもいいかなとか。

いやいや。全部シートでもいいんじゃない。

そんな方だっていますから。

何を優先するのか。

それに尽きますね。

いろんな価値観があっていいと思います。

きれいな雲を思わせる天井照明ですね。

こちらは、とある市役所のエントランスホール。

時代を感じさせる雰囲気ですが、

このレトロ感が、ある意味、新鮮で素敵です。

午後は、いろんな家づくりで、法や条例の取り扱いについて

協議するため、市役所や確認検査機関へ。

ちょっとした解釈の違いで、計画に大きく影響を与えることが

あったりします。

たとえば。

敷地を造成する場合の擁壁の取り扱い。

許可申請が必要なのか。不要なのか。

それによって、仕様やスケジュールが大きく変わります。

もちろん、適法は中での協議なんですけど、

あとで大変にならないよう、事前に解釈を確認しておくんです。

昨日は、その諸々について、いい方向性の協議ができました。

しっかり準備して協議してよかったです。

スムーズな流れで、計画を進めていければと思います。

こういったことは、手堅く、しっかりと確認するようにしています。

大事な大事な家づくりですので。