お客様のラフスケッチから家を考える!!
チラッと図面が見えてますが。。
昨日、こちらの家づくりの打ち合わせへ行ってきました。
打ち合わせといっても。。
お客様とお会いするのは、三度目。
前回、どんな家づくりをしたいのか。
その想いをいろいろとうかがいました。
その際、お客様の作成されたスケッチがありました。
そのスケッチ。
寸法のことはさておき、この家づくりで何をしたいのかが
しっかりと書き込まれていたんですよね。
もちろん。
そのスケッチだけを御要望としたわけではなく、
そのスケッチをもとに、いろいろと問いかけをさせていただいて、
その真意を確認していきました。
残念ながら、そのスケッチをお見せすることはできませんが
そういった絵があることは、とても意図が伝わりやすいんです。
絵がうまいとか、うまくないといったことは全く関係ありませんので、
気にせず、ザクザク書いて、パートナーに渡してみてください。
さてさて。話を戻しましょう。
ご要望をお聞きしたタイミングでは、敷地の大きさが
頭に入っていませんでした。
ただ、実際に計画してみると、盛りだくさんだった、1階が
敷地にうまくおさまらないことが、判明します。
どうするのか。
解決するためには、何を優先するのか
を決めていくことが必要になりますよね。
でも。
私が勝手に決めることができません。
ということで。
ご要望の全てが盛り込めないことを示すための計画案を作成。
(といっても敷地には何とか納めてますよ)
そこから、いくつかの構成要素について、
優先順位を入れ替えた、いくつかの計画案を作成。
さらに。
言葉になっていないけれど、気になってらっしゃるであろうこと
を解決するための工夫を盛り込んだ計画案を作成。
ということで、結果、5つの計画案を御提案しました。
プレゼンでは、一つずつ、何を意図したプランなのかを
順次説明しながら、御意向を確認していきました。
言葉になっていなかったのですが、
一番のポイントになっていたことは。。。
それは、光の取り入れ方についてだったんです。
お客様の御要望をそのまま形にすると、
実際、昼間でも照明が必要なくらいの明るさ感。
使い勝手については、しっかりと確保するのは前提で、
家族のスペースへしっかりと光を取り入れる方法が
必要だったんです。
それに対して、とあるアイデアを御提案しました。
結果。
そのアイデアを気に入ってくださったようで、
とっても喜んでいただけました。
5つの案の中から、一つに絞り込めたので、
次回から、その案をベースに、いろいろとお話を
進めていくことになりました。
新たな家づくりがスタートできそうです。
家づくりって、たくさんある形の中から、
自分たちらしく暮らせる形を発見していくことが
大事なんだと思います。
それを、お客様だけでは、なかなか着想できないので、
プロのアイデアを取り入れながら、一緒になって
発見していくといいですよ。