細かなところだからこそ。重要です。

ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

いろんな角度の壁が連なっています。

こちら。

とある家づくりの外観です。

いろんな角度の外壁は、見た目のことだけ考えて

組みあわせたわけではありません。

内側の理屈(間取りとか)から構成してできたカタチなので、

意図して見た目を整えたというよりは、

自然と、結果として出来上がった感じです。

それにしても、黒いガルバの外壁ですが、

表情ある外観になりました。

そして。

空が写りこんでるハイサイド窓。

これも、外観を構成する上で、いいアクセントになっています。

ちなみに。

軒裏(天井)は、影で暗くなってるわけでなくて、

ブラックで仕上がっているので、黒いガルバでも、

しっかりとその「黒さ」を感じてもらえそうです。

この家の外観。

すごいですよ。ただモノトーンなだけでなくて、

素材感とか目地なんかをうまく使い分けて、

クールな表情を創り出してくれています。

いずれ公開しますので、お楽しみに!

そうそう。

昨日、こちらの現場では、設計者+工事監理者である、

私の竣工検査だったんです。

ちょうど、クリーニングが入っていて、時間とともに徐々にきれいに

なっていきました。

こちらの家では、いろんな部屋で、色の使い方が違うため、

窓枠一つとっても、場所で違ったりします。

その辺も含めて、一つずつ、指示通りに仕上がっているのかを

現場監督と一緒に、検査確認していきました。

気が付いたら。。

あっという間に数時間!!

最後は、少し疲労しましたが、しっかり見れてよかったです。

今日は、お客様の検査となります!

こちら。

どこを見てるのかって??(笑)

リビングとダイニングの境界線の床を撮影してます。

グレイッシュなフローリングとビニルタイルの取り合うところに、

ステンレスの見切を入れています。

細いラインで入ってるのがいいですよね。

手前に見えているのは、造作したダイニングテーブルの脚。

そこと見切が、スッと揃っているのも美しいです。

見切を細くしたり、モノとの関係を考えたり。

そういったことまで意識して、整えていけると、

全体として、全く違う見え方になりますので、

じっくりと考えてみてくださいね。

こちらの家では。

そういったことが、いろんな場所で考えられているので、

すごく素敵な家に仕上がってますよ!

どう素敵なのか。

追々お知らせしていきますね。