いよいよ見積を提示!そこで大事なことは?

ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

昨日の午後。

とある家づくりの打ち合わせでした。

打ち合わせのテーマは。。

見積書の提示です。

これまで、何度となく打ち合わせして決めてきました。

こんなのあったらいいよね。

これは、絶対入れたいよね。

こっちの方がいいはず。

いろんな想いが、モリモリの計画案でした。

その金額を見ることって、ドキドキですよ。

試験の結果を見るみたいな感じでしょうか。

ということで。

到着してから、雑談は少なめで、早々に本題へ。

まず最初は、当初のご予算を共有します。

いよいよ見積提示!

そして。

みなでビックリ!(笑)

その金額を見るやいなや、お客様の頭は、減額を考えてます。

でも。

少し待ってください。

当初から、何を変更して、その金額になったのか。

それって知りたくないですか?

私だったら知りたいです。

ということで。

変更してきた内容と、その金額を一通り説明しました。

そうそう。

以前と少し違っているのは。。

ここ最近の値上がりの影響が出ていることでしょうか。

各工事で少しずつとしても、それが10個まとまると、

結構な金額になったりします。

ということで。

それも含めて、一通りご説明した後、

いよいよ減額項目のお話に進んでいきます。

金額があがったというだけではいけませんから。

私が思いつく範囲で、減額案と金額を御提示。

その内容と順次説明していきました。

一通り説明してみると、採否を決めたくなってしまうのですが、

そのタイミングでは、採否はうかがいません。

なんで??と思われたかもしれません。

このタイミングでは、私が思いつく以外のアイデアを

出していただくことなんですよね。

たとえば、内部のドア。

決めていただいた全ての箇所に、ドアは有ってもいいのですが、

普段、ほとんど閉めないので、ロールスクリーンでもいい。

そんなドアもあったりするはず。

私からは、その問いかけをさせていただいて、

ご夫婦でお話しながら、このドアはいいかも。

そんな感じでいろいろ探していきました。

みなさんが想像している以上に、アイデアが出てきました。

そのアイデアで、いくら減額になるのかを次回までに

計上してきます。

そして。

次回、全て出そろった減額案の中で、採否を決めていきます。

さて。

どうなるんでしょうね。

打ち合わせ後に、美味しい珈琲とお菓子をいただきました。

ふわふわのロールケーキで、疲れが癒されました。

いただきながら、雑談してた中で、奥様が一言。

見積見たら、これもやめなきゃいけないかぁとネガティブになりそうなのに、

今日はそうでもなかったですとおっしゃっていました。

楽しんでいただけたようです。

これ。すごく大事だなと思います。

予算とのバランスを見ることって、この家づくりで

何を大事にしているのかを見極めるプロセスなので。

諦めるというより、見極める感じですね。

ということで。

なんだかんだと、ワイワイ盛り上がりながらの打ち合わせでした。

楽しませていただいて、感謝ですね。