いざ演奏会へ!その後防音室について考える

ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

こちらは。

はい。そうです。

音楽ホールです。

実は、お客様が参加される演奏会があって、

お誘いいただいたので、うかがってきました!

さすがに演奏中は、撮影できないので、

スタート直前の様子です。

よく考えてみると。。

こういった演奏会等に来たのは、ものすごく久しぶり。

年に1,2回は、クラシックを聴きにいったりしてたんですけどね。

実際、コロナの初年度は、チケットを二つ払い戻ししたのを

記憶しています。

それはさておき。

何だか、知り合いが出ている演奏会って、

普段とは、違う感じで、ドキドキしますね(笑)

とっても素敵な音色に酔いしれました。

曲は、さまざまで、迫力あり、笑いあり。

いろんな意味で楽しませていただきました。

そうそう。

びっくりしたのは、お客様が団長だったこと。

舞台の上で、しっかりとご挨拶されていて、

すごいなって思いました。

普段土日は、ほぼ打ち合わせなのですが、

たまには、こういった優雅な時間もいいですね。

誘っていただいて、ほんと感謝ですね。

そんな演奏会におじゃました後、余韻に浸りながら、

ふと思い出していたのは。。

家の中に、スタジオをつくられた、こちらのお客様。

閑静な住宅街の中で、鉄骨造の戸建て住宅があって、

その住宅内をフルリノベーションして、スタジオを組み込む計画。

こちらの音楽スタジオは、趣味とかではなくて、

お仕事として使われます。

110dBの大爆音を流す機会もあるというのですから。。

ちなみに、110dBというと。。

車のクラクションをすぐ近くで聞くくらいの大きさですから。

もう少しいくと、飛行機のジェット機のエンジン近く。。。

そんな大爆音を、閑静な住宅街で発するので、

遮音対策って、すごく重要ですよね。

遮音工事っていうと、主要な楽器メーカーとか、

そういった建材を取り扱うメーカーでもできるのかもしれませんが、

このお客様ほどですと、もっと専門な業者がオススメです。

逆に。

個人的にピアノの練習をするというくらいでしたら、

そこまでの遮音は必要ないので、主要メーカーが出している、

既製品のタイプがよいかもしれません。

部屋の中に、部屋をつくる感じですね。

こちらのお客様は、グラウンドピアノの練習をするため、

既製品で3帖広さの防音室を購入、設置されました。

実際、ピアノをひいてみたりしましたが、

室内ですと、少し聞こえますが、窓を閉めていれば、

外には、全く聞こえなかったですね。

(最近の建物であれば、気密性もいいので)

現在設計をさせていただいてる方は、

奥様がヴァイオリン、ご主人はトロンボーンをされます。

練習をされるそうで、防音室が必要なのです。

最初は、半オーダーの防音室を検討されていましたが、

地下をつくることになったので、そこをコンクリートで囲んで、

防音室にするそうです。

もちろん。

コンクリートだけでは、遮音性能しかないので、

吸音板等を使って、残響時間の調整はされる予定です。

いろんな家づくりに関わらせていただいてはいるのですが、

こういった音楽関係の方の家づくりもあったりします。

これ。

経験があるかないかで、御提案の内容は違ってきます。

そういったお客様に関わらせていただけて、感謝ですね。