構造の検査から現場関係者で調整へ
こちら。
とある家づくりの現場です。
何やら、ヘルメットかぶった方が現場見てますよね。
実は、この方。
検査員なんです。
こちらの現場では、先日上棟したんですが、
その後、筋交いとか、耐力面材、構造金物などを
構造設計図面に則って、設置したところ。
その構造に関係するところを検査する方なんですよね。
この第三者による検査の前に、
大工さんの確認、工務店の検査、私の検査がなされていて、
すでに一通りチェックはしてあるのですが。。
それでも、見落としがあるといけませんから、
第三者としての視点で、しっかり全数検査してもらいました。
当然ですが、指摘事項は一切なし。
一発で合格となりました。
この工務店で工事をしてくれる棟梁は、全体的に、
とても丁寧な仕事をしてくれる方が多くて助かります。
例えば。
構造用の合板を柱、梁に取り付ける場合、
くぎの種類とピッチが決まっています。
目分量で、くぎを打っていくのも職人技なんでしょうけど、
こちらの大工さんは、合板に、くぎのピッチを示すマーキングを
してくれているんです。
マーキングがあれば、間違いなく、指定のとめ方ができます。
設置する側も、チェックする側も、一目瞭然ですので、
間違いは、かなり少なくできます。
ちょっとしたことなんですけど、結構大事なことかもしれませんね。
工事関係者で、いろんなことについて調整です。
最初は、空調とか換気の担当者との打ち合わせ。
全館空調+換気を導入するのですが、
吹き出し口の色や素材とか、取り付け位置とか、
コントローラーの位置とか、いろいろありますね。
その後は、電気関係のすりあわせ。
お客様と現場で打ち合わせした内容の共有だったり、
再確認だったり。
いろいろですね。
そして。
オーダーキッチン屋さんを交えて打ち合わせ。
キッチンと大工工事との取り合い方から、
電気や設備関係の工事調整とかですね。
タイルの割り付けの話なんかもしながら、
キッチン自体の大きさを少し変えてみようか。
そんなところまで、しっかりと調整しました。
家づくりって、いろんな専門業種の方と関わっていきます。
その方々と、工事していただく前に、しっかりと調整して、
手戻りなく、スムーズの工事していただくために、
こういった打ち合わせは、すごく重要です。
今後、定例打合せでは、こういった調整が続いていきます。
ある一定まで進んでいくと、少なくなっていくんですけどね。
現場とは、しっかりコミュニケーション取りながら、
しっかりと工事を進めていただいてます。
全ては、素晴らしい家づくりのために。