視点が偏らないよう、いろんな視点を取り入れる!

ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

少しくすんだ色合いに見えますが。。

実物は、もっときれいな木目だったりします。

こちら。

とある家の手洗というか洗面です。

木目の板の上にボウルを載せて、壁付けの水栓。

すごくシンプルですが、素敵ですよね。

壁付けの水栓は、見た目はもちろんいいのですが、

天板付けに比べると、水がたまりくくて、清掃性は抜群。

ただ。

水栓とボウルの位置関係がよくないと、水跳ねします。

こちらの家では、お客様が、その重なる寸法を指定されました。

その辺配慮されてのことでしょうね。

それと。

天板の木目。どうですか??

もちろん、天然木は質感がよくて、いいのですが、

水回りということを考えると、別の素材がいいかもしれません。

こちらの家では。

メラミン化粧板という素材で、水や傷にめっぽう強くて、

カウンターにもよく使うので、最適です。

ただし。

木目の選び方しだいでは、「いかにも」偽物感が出てしまうので、

表面の凹凸感とか、木目の自然さは、しっかり見極めましょう。

こちらでは、おそらく、一般の方であれば、気づかないほど、

きれいに仕上がっていました。

実は、昨日、こちらの家づくりの現場で、完了検査の立ちあいでした。

当たり前なのですが、指摘事項は一切なく、終了しました。

検査員の方も、素敵ですね!と言いながら、見学していかれました(笑)

もちろん検査はしっかりした後ですよ。

来週は、お客様の検査、そして手直ししたら、引き渡しに向かいます。

午後は、こちらの発掘現場へ(笑)

遺跡でも、モグラたたきでもありませんから。

こちらは、地盤の補強工事なんですよね。

円形の杭が、堅い地盤まで伸びていて、

これを通して、建物の重さを支えていきます。

ちなみに。

杭の大きさや位置、本数は、地盤調査結果から決まっています。

なので、現場に行って、位置や本数を確認してきました。

もちろんですが、問題なし。

来週から、いよいよ基礎の工事に入っていきます。

その後もあっという間で。。

20日の上棟に向けて、工事が進んでいきます。

楽しみですね。

午後は、工事関係者で集まって、構造についての打ち合わせ。

構造計算によって導き出されえた構造の図面をもとに、

木材の加工するプレカット工場の方とすり合わせをしました。

改めて、再確認ということもありますし、

納まり上、加工上、別の方法を提案していただくこともあるし。

いろいろです。

もちろん。

構造だけの話では済まず、デザインのことだったり、

設備や機械との取り合いなんかも関係しますので、

このプロセスで、しっかりとすり合わせをしていきます。

一人で決めていくと、偏った先入観があったりすると大変なので、

複数で、客観性を保ちながら、打ち合わせするようにしてます。

なんだかんだと話していたら。。

あっという間に数時間!

ただ。

とても充実した打ち合わせとなりました。

しっかりと。

着実に。

進めていきます。

全ては、素晴らしい家づくりのために。