施主による完成検査のポイントは?

ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

とある家の玄関先です。

玄関ドア脇に、配線がとびだしていますが、

この後、しっかり取り付けましたから。

こちらの家。

昨日、お客様による竣工検査だったんです。

インターフォンのように、細かなところは残っているのですが、

ほとんどの工事が完了したので、検査をしていただきました。

奥様は、毎週の定例打合せに参加されていたので、

家ができあがるプロセスをご覧になっています。

とはいえ。

養生が取れて、クリーニングの済んだ姿までは、

まだご覧になっていなかったので、一緒に見ていただきました。

どんなところをポイントに、検査をした方がよいのか。

それって、すごく大事ですよね。

漠然と見てしまうと、見逃してしまうこともありますから。

いくつかポイントはあるのですが、

たとえば。。

壁や天井の汚れとか、亀裂のチェック。

基本的なところですね。

工事途中に、養生はしているものの、

その上から堅いものをぶつければ、へこみますし、

器具を取り付けたりするときに、汚れた手で触っていたり、

壁紙を貼るためのノリが残っていたり。

いろいろ理由があって、そうなってます。

もちろん。

施工者の検査や、私の検査で、かなりチェックはするのですが、

人がやることなので、100%ではないですから。

ということで。

しっかりと見ていただきました。

その他ですと。

サッシの開閉がスムーズなのかどうか。

窓を実際に開閉してみて、そのスムーズさを体感しておきます。

開閉しにくくなっているようであれば、改善が必要ですし、

のちのち、どれくらいになると、開閉がおかしいのかという

基準をつくることにもなりますし。

なので。基本的に、全てのサッシの開閉をしていただきます。

もっといくつかポイントはありますが、

長くなってしまいそうなので、割愛します(笑)

ご興味ある方は、お問い合わせしてみてください。

ということで。

こちらの家では、検査が完了したので、その是正工事をしたら、

いよいよ引き渡しに向かっていきます。

いよいよですね。

こちらは。

そうです。私の大好きなタイルが見れる

名古屋モザイク工業のショールームなんですよね。

昨日、とある案件で、採用するためのタイルを探しに、

いってきました。

いつも案内してくださる方は、ものすごい詳しくて、

頼りになるので、事前に御予定聞いてうかがいました。

壁や床に使うタイルからスタートして、

二枚目の写真のように、モザイクタイルなんかもセレクトしました。

いろいろ相談しながら、探していったのですが、

少し大変そうだったのは、在庫確認ですね。

これがいいと思ったとしても、在庫なければ、入手できません。

気に入った色柄を発見したら、在庫確認。

その繰り返しとなりました。。

この時期ゆえか、在庫の少ないものが多く、

なかなか苦戦しましたね。。

ただ。

しっかりとサポートしてくださったおかげで、

何とか、いくつかの組みあわせを御提案できるようになりました。

いつも、タイルのことで、いろいろとアドバイスいただいて、

ほんと、スタッフの方には感謝です。

素敵なタイル。

気に入っていただけるといいなと思います。