現場の定例打合せ。すごく大事にしてます。

ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

立てかけてあるのは、無垢フローリングです。

左側が、栗。

右側が、竹。

もちろん、お店で見てるわけではありません。

とある家づくりの現場で見ています。

こちらの現場では、床を張り始めるといことで、

その前に、梱包からフローリングを出してくれています。

しかも。

単純に開けただけでなくて、色や風合いについて、

いくつかに分類しながら、材料の状態を見てくれています。

いきなり梱包から持ち出して張る。

それも一つの方法なのですが、

こちらのように、事前にしっかり開封し、

内容物を確認しながら、分類する。

そうすることで、フローリングが、その空間に馴染むでしょうし、

特定の色がまとまって張られることがなくなります。

自然なムラ感になるよう、大工さんがしっかりと見分けながら、

張ってくれるので。

それを、意図的にやるのか、偶然に任せるのか。

どちらがいいと思いますか?

大工さんと相談してみてくださいね。

昨日、とある家づくりの現場でした。

現場の定例打合せには、毎回、いろんな工事関係者が参加します。

昨日で言えば、建材関係の方々でしょうか。

一人は、和室周りの関係の方。

こちらの家づくりでは、長押のある、真壁の和室があって、

その各部材の樹種や、大きさなんかを指示する必要があります。

図面には、記載していますが。

そういった素材ばかり扱っている建材屋さんだったので、

とても詳しいはずで、今までの経験値を踏まえて、

意見をいっていただいたりしました。

結果、ほぼ、自分が指定した樹種で決まりました。

(忖度なしで(笑))

どんな和室を目指しているのかを、明確に伝えて、

こちらの地方色も踏まえた意見だったので、

とても参考になりました。

入れ替わりたちかわり、いろんな方々と打ち合わせゆえ、

あっという間に数時間が過ぎていきました。

こういう打ち合わせの時間。

大事にしています。

午後は、とある家づくりの打ち合わせへ。

基本設計が概ね完了ということで、

設計内容の確認をさせていただきました。

少し変更が出ましたが、概ねについてはOKをいただきました。

これから、詳細設計と同時に、構造計算を進めていくことになります。

一部、お客様の検討事項があるので、その辺がハッキリしたらですね。

こちらの家づくりでは。

お客様がフットワークよく、いろいろと見に行っていただいたり、

事前に、ネットでカタログを調べていただいたりしたので、

とてもスムーズに家づくりを進めてこれています。

ほんと。有り難いですね。

その流れをキープできるよう、詳細設計を進めていこうと思います。

いろんな家づくりが進行中。