化粧梁を見せるときに大事なポイントは?

ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

とある家づくりの現場です。

壁の下地となる、石膏ボードが張れてきて、

各空間の範囲がはっきりしてきました。

天井の梁。

どう思いましたか?

そうなんです。

こちらは、化粧された梁として、リビングの天井に見えてきます!

お客様のこだわりの一つですね。

手前側の梁は、天井の中に隠れてしまいます。

部屋全体の梁が見えてるのもいいのですが、

メリハリつける意味でも、リビングだけ等、場所を限定する

というのもいいと思いますよ。

ちなみに、化粧梁の見える範囲は、天井を折り上げて

高くします。

不思議なもんで、全体が高いより、高いところと低いところがある方が

高さを感じやすかったりしますよ。

比較対象があると、そんな見え方しますから。

リビングを開放的にしたい。

そんなときには、こんな方法も取り入れてみてください。

打ち合わせしているときに見かけたので。

こちらは。

外壁に取り付ける、フードになります。

フードって?思われたかも。

外壁を貫通して穴が開いてるところには、雨等が入ってこないよう

カバーをかぶせるんですよね。

そのカバーのことなんです。

自然の吸気口とか、換気扇とか、キッチンのレンジフードとか。

換気をするところは、穴が開いてますので、こういったフードを

取り付けます。

色は、すべて、つや消しブラック。

(少しつやっぽく見えてますが(笑))

外壁が黒ベースなので、コーディネートしています。

何も指示しないと、シルバーになったりしますので、

意識していくといいですよ。

こちらは、とあるクリニックの現場です。

昨日、花屋さんと看板屋さんが現場へ集まって、

お客様と一緒に、エントランス正面の看板について打ち合わせ。

現状の看板は、サインのみなのですが、

今回は、造花を使って、サインを組み合わせる方針です。

全体のイメージ画像と合わせて、実際の造花を見ながら、

サインの色合いを組み合わせながら、現地で確認しました。

お客様の接点にもなる場所ですし、

クリニックの顔になるところなので、重要ですよね。

住宅では、こういったサインは、なかなかないのですが、

いろいろ見ていると、素敵だなと感じたので、

どちらかで、採用できるといいなと思いました。

クリニックの工事は、ちょうど半分ほど完了。

来月になれば、どんどん仕上げの工事に入っていきます。

すんごく上品で、素敵な空間になる予定なので、

今から楽しみで仕方ありません!