半屋外のスペースも考えてみる!

ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

光が降り注ぐ屋外のデッキ空間。

気持ちよさそうですよね。

ウッドデッキというと、BBQするヴィジョンをよくうかがいますが、

一角に置かれたベンチに、腰かけて、気持ちいい光と風を感じる。

そんな使い方もいいなと思います。

向かって右側は、その脇がコインパーキングになっているので、

見通せない目隠しルーバーを採用しています。

ただ。

それだけでなく、ルーバーを使って、壁面緑化の植栽を採用すると

目隠し効果が高まりますし、日差しを柔らかくカットしてくれます。

さらに。

内側からの見え方として、植栽のグリーンがあると、

リラックス効果が得られますね。

植栽というと、地面に植えるイメージですが、

こちらの家のように、プランターをうまく使えば、

場所の移動や植栽の変更もできるので、

私個人的には、こういった使い方がよいかなと思います。

屋外空間を、もっと思いっきり楽しみたい!ということであれば、

もっと広くスペース確保してみてはどうでしょうか。

手前に見えているバルコニーは、ダイニングからつながります。

気持ちのいい季節であれば、外の空気を感じながら、

朝食をいただくのもいいかもしれません。

料理等をスムーズに運べるように、床は段差なく、

フラットにつなげています。

また、屋外でくつろいでいるときに、急な雨があると困りますよね。

なので。

可動式の庇(オーニング)を取り付けています。

雨除けとしてだけでなく、暑い季節には、日よけとしても使える

優れモノです。

床はタイルで仕上げているので、汚れが気になったら、

ごしごし掃除できますし、ウッドデッキのように劣化したり

しないのも、メリットの一つになります。

ただ。バルコニーに設置する場合は、相応の荷重もかかるので、

その辺は、見込んで構造を検討しておくとよいでしょう。

こちらは、リビングの吹き抜けと視線がつながる

ルーフバルコニーですね。

オーニングは設置しなかったので、

必要であれば、日よけを設置したりして、

自由に、自分らしく使うとよいでしょう。

実は。

こちらのバルコニー。

奥に見えている白い壁に、映画等を映しだして、

バルコニーでお酒を飲みながら鑑賞する。

そんなヴィジョンでした。

実際は、まだ実行していないそうです(笑)

内部l空間も大事なのですが、こういった半屋外の空間も

イメージしながら、家づくりを進めていくと、

暮らし方に幅ができるので、おすすめです。

素敵なヴィジョンを描いて、実現してくださいね。