詳細図面をもとにいろいろ確認へ!
遺跡の発掘現場みたいですが(笑)
こちら。
とある家づくりの現場なんです。
少し見えにくいのですが、糸があるのってわかりますか?
この糸が、建物の壁の中心を示しています。
昨日、炎天下の中、朝早くから、工務店の方々が数人がかりで
建物の位置だしをしてくれました。
簡単そうに見えますが、実は結構大変です。
図面上では、直角なのかって、すぐわかるのですが、
実際現地で、ライン同士が直角なのかを出すのって
なかなかハードル高いです。
斜めのラインの長さを出したりもしながら、しっかり確認します。
大前提なのですが。。
建物の基準を出しているわけなので、
ここで出したラインが少しでも違っていたら。。。
基礎と骨組みが合わないことになります。
とんでもないことなので、何度も何度も、慎重に
確認していきます。
その立ち合い確認が現場の打ち合わせとして主目的ですが。
お客様とも待ち合わせして、現地を一緒に見学してきました。
あれ?思っていたより、小さくない???
なんて、建築あるあるなんですけど、そんな風におっしゃっていました。
建前が済んだ後の感想が楽しみですね。
午後は、とある家づくりの打ち合わせがありました。
前回、基本設計となる内容が一通り決まったので、
昨日は、構造計算の結果をお伝えしつつ、
詳細設計を一通りお持ちして、いろいろと確認をさせていただきました。
こちらのお客様。
常に先回りして、いろいろと調べたり、ショールームへ行ったりと、
すでに、具体的なイメージが出来上がっていて、
とても段取りよく、スムーズに家づくりを進めています。
詳細図面を作成する中で、変更が必要な個所があったり、
納まりの確認が必要な個所があったりします。
それを一つずつ、確認していきました。
キッチンパネルを、この範囲にしていたけど、
天井高さの切り替え範囲との関係を考えると、
こちらの方がよいかもとか。
展開図をみたりすると、イメージがはっきりするんですよね。
もちろん、現場で対応してもいいのですが、
できるだけ、図面で抑えておけるといいですから。
なんだかんだとお話させていただいたら。。
あっという間に、数時間が経過していました。
毎回、すごく楽しくお話させていただき、感謝です。
こちらの家づくり。
着工に向けて、順次進んでいきます。
すごく楽しみです。