プレカットの打ち合わせは重要なんです!

ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

雑然としていますが。。

とある家づくりの現場打ち合わせのワンシーンです。

関係者が集まって、いろんな部分の納まり等について

話をしていきます。

その中でも、昨日一番の話題は、スイッチについて。

お客様が気に入られたスイッチがあります。

すごく素敵なんですよね。

それをぜひ採用したい!ということで、先日関係者で

調整をしたんです。

ただ。

手元にある資料だけでは、なかなかわからないということで、

2か所あったスイッチのうち、一つを購入いただいて、

ご希望のスイッチのサンプルを手配いただきました。

そのサンプルをもとに、仕組みを理解しました。

なるほど。

そうなっていたか。

という感じで、仕組みは理解できました。

さて。

それを採用するために、どうしたらいいのか。。

いろんな方法を考えていきます。

ただ。。

理屈で考えればできそうな方法はあるのですが、

実際に工事としてやるためには、なかなかハードルが高い。

最終的には、壁紙をもう一枚購入いただければ、

採用が可能ということになりました。

簡単にできますよ!といいたいところでしたが、

なかなか難しい結果になってしまい、残念な気持ち。。

ただ、条件付けはありますが、一つだけでも方法を

見出して、ご提示できることになったので、

検討した数時間は、無駄ではなかったと思います。

午後は、とある家づくりのプレカット打ち合わせへ。

プレカット。

これから家づくりされる方には、聞きなれない言葉かも。

木造の場合、骨組みとなる木材は、

大工さんが、一本ずつ、現場で加工して、くみ上げていく

わけではありません。

昔はそうでしたが。。

最近は、工場で事前に加工して(プレ+カット)、

現地では、加工はせず、組み立てるだけというのが

最近の主流になっています。

なので。

建前は、朝からスタートして、夕方には上棟をすることが可能

となりました。

一気に形になるので、感動しますよ!

少し話を戻して。。

そのプレカットをするために、加工業者と

細かなところまで、確認、調整していくプロセスが必要です。

この加工が違っていると、大変なことになるので、

細かなところまで、しっかりと詰めていきます。

大前提で、構造図面があることは重要です。

木造2階建ての場合、しっかりとした構造図がないことも

多いので。。

ということで。

あっという間に数時間。

しっかり調整ができたので、よかったです。

夕方からは、とあるメーカー担当者と打ち合わせ。

対面が難しかったので、ZOOMにて。

いろいろとご提案いただいたのですが、

気になる点が、結構ありました。

一通り説明を聞いた後、怒涛のように質問を投げかけます。

理にかなってるところもあれば、

そうでないと思われるところもあったり。。

その辺も率直に答えていただけたので、よかったです。

ただし。

なかなかハードル高い。。

制約が結構あるなと感じました。

お客様と相談しながら進めていこうと思います。

なんだかんだと打ち合わせがありますね。

でも。

基本楽しいです(笑)