玄関の床をモルタル?モルタル風?
とある家づくりの現場。
ちょうど、玄関土間に、タイルを張っている途中です。
工事中ということもあって、
表面は少し汚れてはいるものの、
実際、すごくムラのあるタイルなんですよね。
名古屋モザイク工業のコットメントというタイル。
モルタルを思わせるムラ感、質感がとても美しいです。
ここ数年、こういった質感のタイルは、とても人気ありますね。
玄関床として、ミニマルな雰囲気にするのに人気があるのって、
モルタルの金ゴテ仕上げです。
目地なく、シームレスにつながっていくさまや
素材そのままの質感は、他の素材はない良さがあるもんです。
ただし。。
クラックには注意が必要です。
モルタルには、どうしてもクラックが入ります。
細いタイプを、髪の毛に見立てて、ヘアークラックなんていいますが、
想像している以上に入ります。
これ。
自然現象に近いので、完全に防ぐことはできません。
竣工当初は、クラックなくて、きれいだったとしても、
1年のしないうちに、入ることもあります。
そのクラックを味と思える感性があればよいのですが、
そう思えないということであれば、タイルがオススメです。
石目等のタイルでもいいのですが、
こちらの家みたいに、モルタルの質感をイメージした
タイルをセレクトすると、クラックも気にせず、
モルタルな雰囲気を持たせることができますね。
見た目だけでなく、機能性であったり、
経年のことであったり、いろんな角度から、
しっかりと考えて、素材は決めていくといいですよ。
でも。
それって、関わるプロの問題かもしれません。
知識や経験がなければ、総合的な視点から、
いろいろアドバイスできませんので。
かっこいいだけの家であればよいのですが、
長く住まう家ですので。。
パートナー選びは慎重にした方がよさそうです。
そうそう。
昨日、こちらの現場へ、お客様とご一緒しました。
何やら屋外で話していますが。。
実は、外回りの外構工事について、
現場を見ながらお話しているんです。
階段がどんな感じなのか。
スロープがあるのですが、その勾配がどうなのか。
地盤の高さや床の仕上げ。
フェンスの高さや素材、色のこと。
コンクリートの範囲や目地のことなど。
ほんと、いろんなことの確認をしていきます。
設計中も、もちろんお話はしています。
ただ。
やはり、三次元で家ができあがった姿を眺めながら、
再確認というか、最終決定した方が間違いないですから。
ということで。
現場で、実際に見ながら、いろいろお話できました。
午後は、サンゲツのショールームへ。
カーテン類を決めることが目的です。
カーテンといっても、ドレープ+レースだけでなく、
ロールスクリーンとかブラインド等、いろんなスタイルがあります。
使用箇所によって、目的によって、
いずれを採用したらよいかは、最適解があるので、
お話うかがいながら、決めていきました。
その後、数ある中から、布地を決めていきます。
小さなサンプルで確認後、大きなサンプルで再確認。
大きなサンプルで見ると、ずいぶんと印象が違ったり。
ということで、何だかんだと、数時間。
しっかりと決めていただけました。
よく聞かれますが。
私は、インテリアのコーディネートも普段から
させていただいてます。
それも大事なポイントですから。