作業も大事ですが、段取りがもっと大事!

ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

昨日、とある家づくりの現場からスタート。

こちらの家づくり。

いよいよ工事が着工して、先日造成工事が完了。

一昨日から、地盤の補強工事を行いました。

お客様と現場に待ち合わせして、進捗を確認しました。

といっても。

発掘現場から何もないフラットな敷地に戻る瞬間でしたが(笑)

手前に見えている土の山。

これは、ここまでの工事で出てきた残土となります。

残土??

はい。不要になった土のことで、搬出します。

ただ、搬出するのに費用が必要になります。

この残土って、見積もりの段階では、なかなかわからないので、

通常は、見積もりに入っていなくて、別での請求になるケースも。

想像以上に出てしまうこともあるので、

予算確保しておきたいですね。

ちなみに。

混じりけのない土であればよいのですが、

ガラ(レンガとかコンクリート片とか)が混ざっていると。。。

土ではなく、産業廃棄物扱いになります。

そうなると、処分費は、ビックリする金額なので、

注意しておきたいです。

来週くらいから、基礎工事がスタートして、

来月中ころには、建前です。

すごく楽しみです!!!

午後は、とある家づくりの打ち合わせへ。

工事関係者で集まって、プレカットの打ち合わせです。

こちらのブログ御覧になってる方はご存じと思いますが、

少し説明すると。。

木造の場合、木材の加工は、機械で行います。

その工場で加工することをプレカットといいます。

その加工をするためには、プレカット用の図面作成が必要です。

構造図をもとにはするのですが、詳細な納まりも含めて

話をしていくので、細かなすり合わせが必要なんです。

構造だけじゃなくて、意匠(デザイン)との整合も大事。

ということで、じっくりと、一つずつ話しながら、調整しました。

昨日の打ち合わせを踏まえた最終図がOKであれば、

いよいよ加工に入っていきます。

その後、とある家づくりの現場へ。

大工さんが着々と工事を進めてくれて、

想定していた以上のスムーズさで、ここまで仕上がっていました。

「ここまで」って。

大工さんの工事が概ね終了している感じ。

ということで。

仕上げの工程に入っていきます。

こちらの大工さんは、すごく手が早いんですけど、

雑さは全くなくて、とても仕上がりがきれいです。

なぜ、そんな風にできるのか。

その理由は、段取りにあるようです。

こちらの大工さん。

先読みして工事の準備をしていきます。

材料の手配から、設計内容の把握や質問まで、

作業が止まってしまわないよう、事前にされてるんですよね。

当たり前?

言うは易しですが、なかなか難しいんです。

それをサラッとされるのってすごいですね。

見習わないといけませんね。