素足で暮らす。それも一つのカタチです。

ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

なんだか細かな寸法の書かれた図面が見えてます。

昨日、とあるメーカーの担当者さんとの打ち合わせからスタート。

詳細な図面をもとに、いろいろとすり合わせをしました。

建物を構成しているモノって、冷静に考えるとすごい量です。

それらすべてに役割があって、必要で設置されています。

今までにいろんな経験をさせてもらったおかげで、

ずいぶんといろんなことについて理解はしているつもり。

それでも、まだまだ採用したことのないモノがあったりします。

大まかな内容は、ネットで検索すれば理解はできますが、

やはり、具体的に採用するとなると、わからないことも。

ということで。

それに詳しいメーカーの方と打ち合わせをしたりします。

話をしながら、気になることを一つずつ確認していきます。

納まりのこと、工事のこと、その後の使い方のことやメンテのこと。

いろんな側面から考えておかないといけませんから。

昨日は、かなり詳しい方とお話ができたので、

すごく柔軟に対応してくれて、いい方向で話ができました。

まだまだ、出会っていない素材や工法があったりするはず。

ほんと。

日々勉強ですね。

午後は、こちらの家へ。

数年前に家づくりをご一緒させていただいたお客様。

街中の狭小地に立つ、3階建ての都市型住宅。

端正な外観デザインが印象的ではありますが、

それ以上に、かなりハイスペックな断熱・気密性能で、

快適さをかなり追求しているところが、特徴です。

もちろん。遊びにいったわけではありませんよ。

モダンなかっこいい感じの外観とは違って、

内部は、かなりナチュラルな雰囲気。

この床は、パインという樹種の無垢フローリング。

明るく、やさしい見た目そのままに、肌触りが抜群なんです。

どちらかというと、密度が低くて、柔らかい。

傷がつきやすいという側面はあるので、

その傷を味と思える方ではないと採用は難しいかもしれません。

こちらのお客様は、その肌触りを気に入られて採用となりました。

昨日のお客様は、靴下をはかず、素足でした。

肌触りが気持ちよいので、出かける用事がなければ、

基本的に素足で過ごしてらっしゃるそうです。

冬場に素足でも、ヒンヤリすることは少ないので、

素足でも過ごしやすそうです。

素足で暮らす。

それも、一つの暮らし方ですよね。

自分に合う暮らし方。

探してみてくださいね。

そうそう。補足で。

断熱・気密がしっかりしていないと、

いくらパイン材だからといって、ヒンヤリがなくなるわけでは

ないので、ご理解くださいね。