のびやかに展開していく空間がいい感じ!

ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

奥へとのびやかに展開していく空間。

とても気持ちがいいんですよね。

先日、上棟したばかりの現場です。

外壁周りには、構造用の面材が張れてきていて、

家のおおまかなカタチが分かってきています。

向かって右側の空間は。。

上から光が差し込んでいるのってわかりますか?

そうなんです。

家の内部に、中庭があるんですよね。

中庭に向かって大きな窓が連続するので、

まるで、中庭が家の中のような感覚になります。

もともとゆったりとしたLDKなのですが、

中庭のおかげもあって、さらにゆとりを感じる空間になりそうです。

中庭側には大きな窓が連続しますが、そこに使う窓は。。

三枚ガラスの樹脂窓なんですよね。

断熱性能は抜群なので、これからの季節でも寒さは感じにくいです。

かなり金額もするのですが、気合い入れて採用となりました(笑)

こちらは、小屋裏を撮影しています。

小屋裏まで、ゆったりとしていますね。

この骨組みを見せたりするのも素敵なのですが

今回は、そういったテイストではないので、隠してしまいます。

しかし。

整然の並ぶ斜めの材(垂木)が美しいなと思ってみてました。

ちなみに。

手前に、合板がはってありますが、小屋裏収納の床ではありません。

実は、構造上、必要なんですよね。

もちろん、適当ではなくて、構造計算から導かれてますので、

全ての建物に必要だということでもありません。

こちらの家ですと、必要になりそうだなと感覚的にわかります。

いろんな家づくりをさせていただく中で、

そういった感覚を持てるようになったことはありがたいですね。

現場の方から、よく言われます。

「御社の物件の構造って、すごすぎませんか?」と。

この言葉を聞くと、いつも不安になります。

世の中の家が、どこまで華奢にできているのかと。。

構造計算は、ただ、すればいいのではないんです。

構造計算すらしていないところは論外ですが、

計算していても、何も基準がなければ、効果は薄れます。

弊社では、地震にしっかりと耐えうることを目的にしてます。

ギリギリの設計で計算を成立させるためではありません。

その辺、しっかりパートナーに確認してみてくださいね。

こちらは、別の家づくりの現場です。

昨日、ちょうど、造成工事をしてくれていました。

隣地との境界線の内側に、境界明示の意味も含めて、

コンクリートブロックを設置。。

いや。ブロックではありませんよ!

よく見ていただくとわかりますよね。

コンクリートの板なんですよね。

工場で製作してきたコンクリートの板を、

境界ブロックの代わりに使っています。

あらかじめ工場でつくってきたコンクリート板を

現場で設置していくだけで、仕上がっていくので、

作業性がいいんです。

実際、設置された様子を見ていたのですが、

ブロックのような目地はないですし、

フラットで、仕上がりがすごくきれいだなと思いました。

こちら。

ちょっとした塀としても使えますし、

しっかりとした基礎をつくれば、土留めとしても

使えるそうなので、興味ある方は、アレンジキャストという

キーワードでググってみてください。