二世帯が別で暮らす家。引き渡しへ!

ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

昨日の午前中は、曇ったり、晴れたり。

一時期、雨予報もあったので、心配していましたが、

ご覧の通り、気持ちのいい光が差し込む陽気になっていました。

そんな天気の中、昨日は、とある家づくりの引き渡しでした。

初めてお会いしてから、一年ほどでしょうか。

今年の年末までに住みたい!ということで

スタートしたのですが、少し早めに引き渡しできてよかったです。

だからといって。

急いで、あわただしく家づくりを進めたという感じは

まったくありません。

設計期間中は、毎週お会いすることもあったりして、

打合せ回数も、20回は越えていますね。

回数が多いからいいというわけではないのですが、

全てにおいて、しっかりと納得しながら、打ち合わせを

進めていけたと思います。

こちらの家づくり。

二世帯のご家族が暮らす家です。

いわゆる二世帯住宅なのですが、一つの建物で

二世帯が一緒に暮らすカタチではなくて、

親世帯、子世帯が、別の建物を、一つの敷地内に建てる

といった形。

二つの建物は、中庭を挟んで、ほどよい距離感に

建てられています。

ここまで聞くと、郊外にある広大な敷地にポツンと

家づくりをする感じと思われたかもしれませんが。。。

なんと!

地下鉄の駅から、徒歩数分以内が敷地だったりします。

なので。

限られた敷地を有効に使って、二つの建物を計画しています。

こちらのお客様。

奥様のご両親と奥様ご家族が暮らすというケースで、

毎回の打ち合わせは、奥様とお母さまが一緒にしてきました。

各々家の計画内容に、直接意見はいわないのですが、

迷ったときには、お互い相談したりしながら、なんだかんだと

仲良く、楽しく打ち合わせをさせていただけました。

二世帯の家づくりって。

打合せの仕方一つとっても、どういったスタイルがよいのかは、

ご家族で全然違ったりします。

今回のように一緒の場合もあれば、全然別もあったり、

共通することだけ一緒で、各エリアは世帯ごとで打ち合わせしたり。

両世帯の調整をどうしたらいいのかとか、

どこまでをどう共有するといいのかといったことまで、

慎重に決めていった方がよいことがあったりします。

その辺は、ご家族と相談しながら、進めながら、

微調整しながら進めるようにしています。

少し話を戻しますが。。

昨日、無事引き渡しとなりました。

毎度なのですが、うれしいような寂しいような

不思議な感覚になりますね。

いずれにしましても、新しい暮らしがスタートです!

どんな暮らしが展開していくのか、楽しみです。

午後、とある家づくりの現場へ。

ピンと張られた糸。

これは、ものすごく大事なものです。

建物の壁の中心線を示しているんです。

この糸を基準に、家を建てていくことになります。

昨日は、その基準が、設計図面通りになっているのかを

関係者で立ち会って、確認するプロセスでした。

いろいろとあったのですが、最終的には、

しっかりと位置を決めることができました。

これから、基礎の工事に入っていきます!

完了したり。スタートしたり。

ありがたいですね。