常に寄り添いながら一緒に家づくり!

ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

少しわかりにくいですが。

こちら、とある家づくりの現場。

ユニットバスの据え付けが完了していました。

大工さんは、お休みに入っているようでしたが、

外壁の工事をしてくれていました。

このユニットバス。

何か不思議に見えませんか?

というのも。

手前側の壁を忘れているみたいですよね。

いや。忘れているわけではありません。

ガラスの戸と壁なんですよ。

ゆったりとした洗面+脱衣とガラスでつながる浴室。

さらに、その奥の窓から、坪庭が。

視線が奥へと抜けていくので、

ゆったりとした水回りを演出できています。

最近では、浴室に窓のない家が増えてきていますが、

この開放感でしたら、あってもいいかなと思われるかも。

ただ。

奥の窓のその先が、隣地に面しているのであれば、

透明ガラスにできないので、この抜け感はないかも。

こちらの家の場合は、中庭側に開いているので、

透明ガラスです。

ユニットバスで、ここまでの開放感ができれば、

在来浴室でなくてもよくなってくるかもしれませんね。

こちら。

以前、家づくりをご一緒した家になります。

昨日、こちらの家へおじゃましてきました。

定期点検というより、お客様といろいろお話が中心です。

お互いの近況報告からスタート。

私の方は相変わらずなのですが、お客様にはいろいろ変化も。

お客様は、会社の経営者ということもあって、

そういった関係のお話をさせていただきました。

最近、経営に関することを、あまり話する機会がなかったので、

すごくいい刺激になりました。

関わらせていただいたご自宅で、お客様とお話しながら、

ゆっくりと時間を過ごす。

ものすごく贅沢な時間だなと感じました。

仲良くしていただけて、感謝ですね。

夕方からは、今年最後の家づくりの打ち合わせ。

ずいぶんと内容が詰まってきていて、

昨日は、外観パースをご提示しました。

同じ形状、アングルで、いくつか色の組み合わせを変えた内容。

実際に御覧いただいた際の感想は。。

「ずいぶんと印象が違うんですね」

でした。

よく見かける色の組み合わせ。

黒をうまく取り入れて、かっこいい感じ。

木目を取り入れて、優しい感じ。

外壁は同じ色と素材なので、ちょっとした部分の違いで、

全然違いますから。

いろいろお話しながら、もっとこうしたらどうか。

という話になったので、年始に、別で提案を作成することになりました。

少し?と思った方がいるかもしれません。

外観デザインは、私が建築家として最善案を提示して決定する。

そんな印象だったのでは?と思います。

実際、建築家お任せの家づくりであれば、そうかもしれません。

私の場合は、要望を踏まえて、方向性は共有しながらも、

いくつかのご提案をして、その後の軌道修正はしながら、

最善案を探していく。

なので、一方的というより、双方向的な感じです。

常に寄り添いながら、一緒に作り上げていく。

そんなスタンスで家づくりさせていただいてます。